テーマ：アジアの先進的大学図書館～多様性と未来へ開かれたサービスの形～

　2020年以降新型コロナウィルスがまん延し人々の移動が制限される中で、大学図書館は大きな困難を目の当たりにしました。同時に、図書館のオンラインサービス拡充や利用者の研究・学習を支援する方法を模索する契機ともなりました。

　今回は、アジアの２つの大学図書館から講師をお招きし、多様な学生・研究者のためのサービスや未来志向の活動についてお聞きします。大学としては大規模ではないものの学生出版物のデジタルアーカイブや漢方図書館等ユニークなサービスを提供する香港浸会大学図書館と、7つの図書館を擁しコロナ禍という困難の中でも歩みを止めずに図書館改革を押し進めてきたシンガポールの南洋理工大学図書館より、最新の取組みをご紹介いただきます。