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NII主催フォーラムのご案内について(第21回図書館総合展)
表題の件、国立情報学研究所より、
国公私立大学図書館協力委員会を通じて周知依頼がありました。
本件の詳細につきましては下記にてご確認お願い致します。
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第21回図書館総合展 NII主催フォーラムのご案内
国立情報学研究所(NII)は、情報学という新しい学問分野での「未来価値創成」を
目指すわが国唯一の学術総合研究所として、ネットワーク、ソフトウェア、コンテンツなどの
情報関連分野の研究開発を総合的に推進しています。また大学共同利用機関として、
学術コミュニティ全体の研究・教育活動のための学術情報基盤の構築を進めるとともに、
全国の大学・研究機関や民間企業等との様々な連携・協力を重視した運営を行って
います。学術コンテンツに関しては、学術コミュニティに不可欠なコンテンツを大学などとの
密接な連携により形成・確保し、付加価値をつけて広く発信するための情報基盤の
構築を進めています。
これらの学術情報基盤、サービスにつきまして、皆様により深くご理解頂き、更に発展
させていくため、第21回図書館総合展において、11月12日(火)に以下3つのフォーラムを
開催いたします。
(1)大学における研究データ管理に点火する
(2)SPARC Japanセミナー2019 特別編 オープンアクセスの今とこれから
(3)2022年に向けた学術情報システムの持続と発展
会場: いずれも、パシフィコ横浜 第5会場
入場料: 無料
受付開始: フォーラム開始20分前からとなります。
当日受付はフォーラム開始5分前から開始いたします。
事前申込みをされた方は、5分前までにご来場ください。
以降にお越しの場合は立ち見になる可能性があります。
事前申込: 必要
次のサイトからフォーラムごとにお申し込みください。
また、11月12日(火)から11月14日(木)の会期中はブースも出展しております。
ブースでは、研究データ基盤の紹介を中心に、2020年以降の目録所在情報システム
(CAT2020)や次期JAIRO Cloud(WEKO3)への移行など、大学図書館を取り巻く
サービスについて紹介しています。お気軽にお立ち寄りください。
■フォーラム
(1)大学における研究データ管理に点火する:JANUL meets AXIES via NII
11月12日(火) 10:00~11:30
登壇者
司会:尾城 孝一(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
講師:高橋 菜奈子(東京学芸大学附属図書館)
講師:松原 茂樹(名古屋大学情報連携統括本部情報戦略室)
講師:山地 一禎(国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センター)
モデレーター:木下 聡(国立情報学研究所学術基盤推進部)
概要
オープンサイエンスの世界的な潮流や研究公正の確保を背景として、論文等の
エビデンスとしての研究データの管理が喫緊の課題となっている。しかしながら、
大学の現場では組織的な研究データ管理はほとんど行われていない。大学に
おける研究データ管理を進めるには、さまざまな部署の連携による研究者支援が
不可欠である。なかでも、ソフト面のサービスを担う図書館とハード面の支援を
期待される情報センターが担うべき役割は大きい。
本フォーラムでは、国立大学図書館協会(JANUL)オープンアクセス委員会及び
大学ICT推進協議会(AXIES)データマネジメント部会、さらには国立情報学研究所
(NII)から、それぞれの取り組み状況の報告を受ける。それに基づき、
三者による鼎談を通じて、大学における研究データ管理の実践を促す議論を展開したい。
(2)SPARC Japanセミナー2019 特別編 オープンアクセスの今とこれから:ステークホルダーの戦略とともに考える
11月12日(火) 13:00~14:30
登壇者
司会:武田 英明(国立情報学研究所)
講師:林 和弘(科学技術・学術政策研究所)
講師:市古 みどり(慶應義塾大学三田メディアセンター/大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE))
講師:江川 和子(東京大学附属図書館/オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR))
講師:小賀坂 康志(科学技術振興機構)
概要
論文のオープンアクセスについては、オープンアクセスジャーナルの広がりや
ヨーロッパを中心としたPlan Sによる即座公開の動き、さらには「ハゲタカ
ジャーナル」への懸念等、注視するべき動向や取り組むべき課題が山積している。
主要な公開手段を海外のプラットフォームに依拠する分野や、国際的な共同
研究に参画する国内研究者も多く、国際的な連携も踏まえて、こうした動向や
課題に対応することが必至である。
本フォーラムでは、NIIの学術情報流通推進委員会(SPARC Japan)に集まった
グリーンやゴールド等のオープンアクセスに関わるステークホルダー(JUSTICE、
JPCOAR、JST及びNII)が一堂に会して、現在の学術情報流通に係る動向を俯瞰
しながら、オープンアクセスのあり方と今後の日本の取るべき戦略を議論する
機会としたい。
(3)2022年に向けた学術情報システムの持続と発展
11月12日(火) 15:30~17:00
登壇者
司会:片岡 真(国立情報学研究所学術基盤推進部)
講師:小山 憲司(中央大学文学部)
講師:大野 繁治(株式会社紀伊國屋書店)
講師:古永 誠(EBSCO Information Services Japan株式会社)
講師:後東 玲子(Ex Libris)
講師:川瀬 圭祐(株式会社シー・エム・エス)
概要
国立情報学研究所が運用する目録所在情報サービス(NACSIS-CAT/ILL)は、
1985年の開始から30年以上の長い歴史があり、参加機関は1,337に登る。一方、
これからの学術情報システム構築検討委員会は、「これからの学術情報システム
の在り方(2019)」(2019年2月15日付公開)を取りまとめ、現在の目録所在
情報サービス機能を維持しつつ、電子情報資源への対応等、より豊かな機能を
各機関が選択的に導入できるシステムの実現に向け、2022年を目処とした進む
べき方向性等を提示した。
本フォーラムでは、「在り方(2019)」のポイントについて解説を行う。また、
国内外の図書館システムベンダーから、「在り方(2019)」を踏まえた未来像を
紹介し、参加者との意見交換を行う。
■ブースプレゼンタイム(ブース番号53)
次期JAIRO Cloud移行
11/13(水)・・・14:55~15:10
11/14(木)・・・14:55~15:10
■CAT2020個別相談会(コミュニケーションブース番号C-7)
NACSIS-CAT参加館を対象に個別相談会を行います(以下の時間枠のうち20分間)。
11/12(火)・・・10:00~11:00、11:30~12:30、12:30~13:30、14:00~15:00、15:30~16:30
11/13(水)・・・10:00~11:00、11:30~12:30、12:30~13:30、14:00~15:00、15:30~16:30
参加希望の方は、下記フォームから事前に申込をお願いします(締切:10/18(金))。
◆お問い合わせ
・国立情報学研究所の出展内容に関して
国立情報学研究所 広報チーム
libraryfair@nii.ac.jp
TEL: 03-4212-2138
・図書館総合展に関して
図書館総合展運営委員会事務局
第21回図書館総合展 http://www.libraryfair.jp/