Information
第26回図書館総合展 NII主催フォーラムのご案内(通知)
標記の件につきまして、国立情報学研究所学術コンテンツ課支援チームより案内がございました。
つきましては、以下通知文をご確認の上、貴機関においてご周知ください。
よろしくお願い申し上げます。
―――――――――――――――――――――――――
第26回図書館総合展 NII主催フォーラムのご案内(通知)
国立情報学研究所(NII)は、第26回図書館総合展において、以下のフォーラムを開催いたします。
皆様日常の業務でご多忙なところとは存じますが,奮ってご参加ください。
【1】CiNii Research: 統合と展開
【2】JAIRO Cloudでオープンアクセスを実践しよう!
【3】DXで実現するこれからの大学図書館 ~学術情報システムを支える仕組みや制度を捉え直す~
【4】ポイント解説!:NCR2018対応 セルフラーニング教材
【5】大学図書館員のためのIT総合研修easy編:システムベンダーとの信頼しあえるコミュニケーションのために
【6】図書館システム・ネットワーク
ユーザーグループイベント ~デジタルアーカイブ、NCR2018対応、図書館システムガイドライン、ILL~
【6-1】図書館システムガイドラインの現状について
【6-2】みんなで目録の夢を見る
【6-3】次期ILLシステムに求める機能の整理
【6-4】デジタルアーカイブ×メタデータ勉強会 #4
会場:【1】【2】パシフィコ横浜 アネックスホール F206(第6会場)+オンライン(YouTube LIVE)
【3】【4】【5】【6】オンライン(YouTube LIVE等)
参加費: 無料
事前申込:必要
次のサイトからお申し込みください。
----------------------------------------------
■フォーラム
【1】CiNii Research: 統合と展開
11月7日(木)10:30-12:00
●登壇者
司会・講師:下城 陽介 (国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 学術コンテンツ整備チーム係長)
講師:武田 英明 (国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 教授)
金澤 輝一 (国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 准教授)
長瀬 友樹 (国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任研究員)
西岡 千文 (国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター 特任研究員)
瀬尾 崇一郎 (国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 学術コンテンツ整備チーム主任)
登壇者:舟久保 利昭 (国立情報学研究所 知識コンテンツ科学研究センター 特任技術専門員)
●概要
NIIが提供する学術知識検索CiNii
Reseachのサービスの現状や今後の計画について紹介します。
CiNii Researchでは現在、CiNii DissertationとCiNii Booksの統合を進めています。統合の実際やスケジュールをご紹介します。
また、新しい機能を現在、開発中です。この開発中の機能のいくつかをご紹介します。
【2】JAIRO Cloudでオープンアクセスを実践しよう!
11月7日(木)13:00-14:30
●登壇者
司会:朝岡 誠 (国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター)
宮坂 啓子 (国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター)
講師:河合 将志 (国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター)
林 正治 (国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター)
石津 朋之 (筑波大学 学術情報部 情報企画課)
南雲 修司(東京学芸大学 総務部 学術情報課アーカイブ室)
有馬 良一(神戸大学 附属図書館 情報管理課電子情報グループ)
●概要
助成を受けた論文のオープンアクセス化がいよいよ義務化されます。
これを受け、JAIRO Cloudには新たに二つの機能が付加されます。
一つ目の機能は、図書館主導のオープンアクセスをサポートするOAアシスト機能です。
二つ目の機能は、研究者主導のオープンアクセスをサポートするGakuNin RDM連携機能です。
志向性の異なるこれら二つの機能が付加されるJAIRO Cloudを利用することで、多角的にオープンアクセスを推進することが可能になります。本セッションでは、両機能の概要と今後に加え、OAアシスト機能の先行利用機関における活用事例を紹介します。
【3】DXで実現するこれからの大学図書館 ~学術情報システムを支える仕組みや制度を捉え直す~
11月18日(月)14:00-15:30
●登壇者
司会・講師:阪口 幸治(国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課学術コンテンツ整備チーム係長)
講師:小山 憲司(中央大学文学部教授)
安達 匠(國學院大學学術メディアセンター事務部図書館担当次長)
飯野 勝則(佛教大学図書館専門員)
三村 千明(国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課学術コンテンツ整備チーム係員)
●概要
これからの学術情報システム構築検討委員会は2024年2月に「これからの学術情報システムの在り方について(2024)」を公開しました。
フォーラムでは、本委員会での検討状況や、システムワークフロー検討作業部会やユーザーグループ運営作業部会における取組を紹介します。また、イベント後半では、サービスの最新情報をお知らせします。
【4】ポイント解説!:NCR2018対応 セルフラーニング教材
11月19日(火)14:00-16:15
●登壇者
講師:高野 真理子(NPO法人大学図書館支援機構 研修委員)
木下 直(東北大学 附属図書館 情報管理課長)
村上 遥(東京外国語大学 総務企画部学術情報課サービス係長)
瀧脇 有姫(広島大学 学術・社会連携室 図書館部 図書学術情報普及グループ主任)
●概要
日本目録規則2018年版へ準拠に伴い、コーディングマニュアルおよび目録情報の基準の改訂版に基づく『NACSIS-CAT/ILLセルフラーニング教材』を2024年9月初旬に公開予定です。
現行の『NACSIS-CAT/ILLセルフラーニング教材』の補足教材である本教材について、ポイントを紹介しながら内容の解説を行います。
イベント後半では、ユーザーグループイベント「【6-2】みんなで目録の夢を見る」を実施します。なお、本イベントは、ユーザーグループイベントと連動しており、申込フォームは同一です。
【5】大学図書館員のためのIT総合研修easy編:システムベンダーとの信頼しあえるコミュニケーションのために
11月21日(木)10:00-11:00
●登壇者
司会:服部 綾乃 (国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 支援チーム係長)
ファシリテーター:林 賢紀 (国立研究開発法人 国際農林水産業研究センター 情報広報室広報資料科 情報高度利用専門職)
パネリスト:システムベンダーの担当者(4名)※匿名あり
●概要
現在の 図書館業務・サービスにおいてはITシステムの利用が必要不可欠になっています。
ITシステムの開発・要望・障害が発生した際、図書館員は、学内の情報システム部門やシステムベンダーと協力して取り組むことになりますが、そこではコミュニケーションの問題が多々発生するでしょう。
障害報告を行う際に、どのような情報を伝えれば良いのか悩んだ末に連絡しても「この情報が足りない」と何度も言われた経験を持つ図書館員は多いのではないでしょうか。
本フォーラムは「大学図書館員のためのIT総合研修」のeasy編として、どのようにシステムベンダーとコミュニケーションを取れば、信頼できる関係を築くことができるかについてディスカッションします。
その上で、システムベンダーと図書館員が相互に理解を深めて、円滑にITシステムを運営できるかのヒントを得てもらえれば幸いです。
【6】図書館システム・ネットワーク
ユーザーグループイベント ~デジタルアーカイブ、NCR2018対応、図書館システムガイドライン、ILL~
11月18日(月)10:30-12:00 【6-1】図書館システムガイドラインの現状について
11月19日(火)15:15-16:15 【6-2】みんなで目録の夢を見る
11月20日(水)10:30-11:30 【6-3】次期ILLシステムに求める機能の整理
11月22日(金)10:30-12:00 【6-4】デジタルアーカイブ×メタデータ勉強会 #4
●登壇者
【6-1】図書館システムガイドラインの現状について
講師:上野 友稔(電気通信大学 学術国際部学術情報課学術情報サービス係 係長)
片岡 真(人間文化研究機構国文学研究資料館 管理部学術情報課 課長)
飯野 勝則(佛教大学図書館専門員)
山木 真幸(茨城大学図書館工学部分館 サービスグループ係 係長)
【6-2】みんなで目録の夢を見る
講師:木下 直(東北大学 附属図書館 情報管理課長)
村上 遥(東京外国語大学 総務企画部学術情報課サービス係長)
瀧脇 有姫(広島大学 学術・社会連携室 図書館部 図書学術情報普及グループ主任)
相澤 裕介(岩手大学 法人運営部学術情報課 主事)
【6-3】次期ILLシステムに求める機能の整理
講師:磯本 善男(放送大学学園 情報部図書情報課 課長)
青柳 和仁(島根大学 企画部図書情報課企画・整備グループ係 係長)
夏目 慎也(滋賀大学 図書情報課図書情報サービス第一係 主任)
【6-4】デジタルアーカイブ ×メタデータ勉強会 #4
講師:川畑 卓也(奈良県立図書情報館 総務企画課総務企画係 係長)
小宮山 史(人間文化研究機構国文学研究資料館 管理部学術情報課メタデータ係主任)
福島 幸宏(慶應義塾大学 文学部 准教授)
江上 敏哲(人間文化研究機構 国際日本文化研究センター 情報管理施設情報管理課資料利用係 係長)
小堀 寛(立教大学 図書館新座図書館運営課 課長補佐)
●概要
これからの学術情報システム構築検討委員会における取り組み内容について、「図書館システム・ネットワーク ユーザーグループ」で意見交換を行っている4つのテーマ別に、勉強会やトークイベントを実施します。
【6-1】図書館システムガイドラインの現状について
DX化時代に適した図書館システムに必要な機能を取りまとめた『図書館システムガイドライン(評価版)』を紹介し、一例として「電子リソースデータ共有サービス」とのシステム連携を取り上げます。
【6-2】みんなで目録の夢を見る
今後の目録の機能や運用について、広く意見交換を行います。なお、本イベントは、「【4】ポイント解説!:NCR2018対応 セルフラーニング教材」フォーラムと連動しており、申込フォームは同一です。
【6-3】次期ILLシステムに求める機能の整理
ILLシステムと外部システムの連携・棲み分け、および新しい料金決済制度について検討を行います。
【6-4】デジタルアーカイブ ×メタデータ勉強会 #4
デジタルアーカイブのメタデータ流通に関して、事例紹介を中心に課題の共有や検討を行います。