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2002/03年度 分科会参加会員の感想

 長いなあと感じながら参加した分科会でしたが、終わってみればあっという間の2年間でした。普段は業務に追われて、おろそかになりがちな、使っている目録規則そのものの意味や資料組織化について振り返って考えてみる良い機会であったと思います。 何より、分科会をこのメンバーで2年間一緒に活動できた(お世話になった)ことが一番の収穫であり、感謝しています。お疲れ様でした。(金津)
 様々な図書館業務に携わる方と活動をともにさせていただき、大変勉強になりました。まさにあっという間の2年間でした。当初、研究テーマの設定に至るまでに時間を要しましたが、研究成果の結実のためには必要なことだったのだと思います。分科会で身に付けた知識を、さらに日常業務に活かしていければと思います。ありがとうございました。(久良木)
 毎月の課題と格闘しつつ進んで参りましたが、気がついたら2年が過ぎ、時間の経過の早さに驚きを感じます。2002年4月に新メンバーのみでスタートした当初は山を探るような状況でしたが、いつの間にかひとつの道を進むことができました。素晴らしいメンバーと共に楽しく活動できたことに感謝いたします。めざましく変化する情報環境の中では、目録の意義を見失いそうになることがありますが、資料組織の基礎に立ち返って現状を把握し様々な考察をできたことは有意義でした。目先の問題をクリアしながら、広い視野を持つのは難しいことですが、この経験を励みに今後も頑張りたいと思います。メンバーの皆様、2年間お世話になりありがとうございました。(杉本)
 長いようであっという間の2年でした。資料組織という分野の知識の乏しい私が何とかやって行けたのも、会員の皆さんのお力添えのお陰だと思っています。ありがとうございました。通常の業務の中で分科会の課題や研究をやってゆくことは時間も労力も必要とする大変なことですが、月一度の例会で他大学の図書館の方々と交流がもてることが楽しくもありました。今後も何かの折にどこかでお会いしたりすることもあるかもしれませんが、そのときはまたよろしくお願いします。(地原)
 2年ぶりに分科会に参加して一番感じたのは、日常業務に追われる中で知らず外の情報に疎くなっていたこと。研究論文を輪読したり、お互いの情報を交換したり、直接の研究テーマに結びつかなかったことも何ひとつ無駄なことはなかったと思う。閲覧係・和書整理係であるため、EJに関しては契約・目録上も関わったことがなく、研究というよりは、他の会員の説明や意見を聴き、勉強させていただいた日々だった。2002−3年度資料組織研究分科会会員の皆様、素晴しい2年間をありがとうございました。(中澤)
 途中で、残念ながら退会してしまいましたが、1年半の間自学の図書館職員としての狭い視野ではなく、大学の図書館職員として現在、大学図書館の抱えている、問題のひとつを研究させて いただくことができて、大変勉強になりました。おそらく、何らかの形で、通常の業務にも反映できていたのではないかと、私個人では感じました。ありがとうございました。 (萩原)
 図書館職員になって、主にレファレンス分野しか経験していない私でしたので、2年間、この分科会の研究テーマについていけるかどうか不安で一杯でした。 でも、実際に参加し始めてみると、研究は、確かに大変でしたが、その分、業務にもいかしていけるし、何より、分科会メンバーとのいろいろな会話も楽しくて、為になって、 とても有意義な2年間でした。(松岡)
 2年間当分科会に参加させていただき、各図書館の方の問題意識が非常に多岐にわたっていることにまず驚かされました。一昔前は、目録といえば、カードの取り方、目録編成など、おおよそ関心のあることも限られていたと思いますが、機械化が進み、さまざまな形態の情報を提供できる環境が整うと、当然ながら資料組織のあり方も多様化することになります。と同時に、今まで閲覧、整理と分けて考えていた業務をシステム部門もいっしょになってトータルで考え、よりよい形で利用者にサービスを提供することを考えなければなりません。前期から引き継いだネットワーク情報源の組織化というテーマで、今期は電子ジャーナルに焦点をあてて研究活動を行なってきました。研究が進めば進むほど考えなければならない問題が山積していることがわかってきました。来期の会員のみなさんの研究成果に期待したいと思います。会津の合宿の夜にみんなで仰いだ天の川と真っ赤な火星、いい思い出になりました。2年間たいへんお世話になりありがとうございました。(森山)
 結論から先に述べますと、分科会に参加して得るものも多く、よかったと思っています。
 私の場合自分から希望したのではなく業務命令で参加をしたので、最初は仕事も忙しいのに面倒だなあと思いつつ(実際、しんどい部分もありましたが)参加したのですが、日ごろ仕事に追われ、なかなか読むこともなかった論文などを読み、目録の最新動向などを知ることで、図書館の仕事をする上で大変よい刺激になったと思います。
 日常、仕事に追われる毎日ですが、その間にも図書館を巡る状況も変わり、資料組織の基本的な部分での変化も実感することができました。業務の中で問題が起き、それを解決する上でこうした最新の動向を知る、知らないでは大違いだなと感じました。
 また、分科会の良い点は、閉鎖的になりがちな職場の枠を越え、他の図書館の様子を知り、比較することができる点だと思います。近頃、分科会に参加する人が減ってきたのは残念なことだと思います。
 と、ここまでは公式会見の席で述べるための感想(決してうそではありません)ですが、おちこぼれ会員の私としては、レジュメ作成などいつも締め切りぎりぎりで他の方に迷惑をかけてごめんなさいというのが正直な気持ちです。皆様の寛容さに感謝し、しばらく締め切りのない生活をおくりたいと思っています。(渡辺)
 


Update:2004/3/31
資料組織研究分科会