私立大学図書館協会東地区研究部

2003年度「第1回運営委員・研究分科会代表者会議」議事録

 日 時:2003年5月26日(月)15:00〜17:00

 場 所:亜細亜大学太田耕造記念館 8階 A・B会議室

 出席者:研究分科会代表者

    [分類・メタデータ] 鈴木 学(日本女子大学)

     [分類] 会員:坂本 恵美子(駒澤大学)

    [逐次刊行物] 根本 篤(中央大学)

    [パブリック・サービス] 野々村 洋(法政大学)、副代表:和田 貴敏(中央大学)

    [図書館運営戦略] 菊池 美紀(聖学院大学)、野口 豊隆(東京家政学院大学)

    [レファレンス] 吉田 涼(立教大学)、逸見 義顕(関東学院大学)

    [理工学] 内山 光子(日本大学)

    [資料組織] 杉本 若葉(慶応義塾大学)、地原 扶由子(麗澤大学)

    [相互協力] 江野 敬子(亜細亜大学)、長嶋 美代子(芝浦工業大学)

    [西洋古版本] 鈴木 秀子(明治大学)、久保 誠(国際基督教大学)

    [企画広報] 仲尾 正司(和光大学)

    [和漢古典籍] 宮本 俊澄(大正大学)

    [大学図書館業務] 佐々木 優(札幌大学)

    [情報リテラシー教育] 石川 敬史(工学院大学)

     研究部運営委員

     五十嵐明子(法政大学)、石谷エリ子(和光大学)、岸 君子(国士舘大学)

     三瓶良男(文教大学)、中村里弥子(早稲田大学)、浪岡正雄(実践女子大学)

     安田定彦(亜細亜大学)、山中みどり(慶應義塾大学)、

     研究部担当理事校(大正大学)

     小船照史、鈴木正子、野口真生、森田百合子

     特別同席者

     協会HP委員:藤倉 恵一(文教大学)

      会議に先立ち、研究部担当理事校の挨拶と参加者の自己紹介があった。

   

  議 題:

    1.2003年度研究部活動計画(案)について(資料1)

  研究部担当理事校から、資料1に基づき2003年度活動計画が説明された。
  分科会関連としては、12月開催予定の研究分科会研究報告大会を2日間
  でおこなうことも併せて説明された。
    2.2003年度研究部予算(案)について(資料2)   研究部担当理事校から、資料2に基づき予算(案)の説明がされ、部会長校
  の予算が逼迫している為、  部会交付金が0.7から0.6に減少した旨の説明があった。
  また、現在の加盟館は、225校であるが、新規に3校加盟予定がある旨報告された。

3.2003年度研究部研究報告大会(計画案)について(資料3)

 研究部担当理事校から、資料3に基づき研究部研究報告大会のスケジュールについて
  説明がされた。  なお、この素案は、関連性のある分科会を前後に組み合わせたものに
  なっているが、発表の順番に関しては、  月例会で検討していただき、変更の要望があれば、
  10月上旬までに研究部へ申し出ていただきたい旨要請があった。

4.研究分科会の活動計画と予算計画について(資料4)

 研究部担当理事校から、資料4について、各分科会の活動計画を今後の活動の
  参考にしていただきたいとの説明があった。
  また、予算に関しては、研究分科会マニュアルの「会計処理に関するガイドライン」
  を参照の上、執行するよう要請があった。

5.研究分科会マニュアル2003年度版(案)について(資料5)

 研究部担当理事校から、以下の通り2002年度版から2003年度版への改定部分の説明があった。

・2004年11月開催予定の「研究会」の名称を「交流会」に変更した。

・研究報告大会および交流会に正会員以外が参加する場合は、別途参加費を徴収することもある。

・会員の登録・異動については、月例担当理事校へ所属上長の推薦書もしくは承諾書を異動届け出
  用紙と併せて提出する。

・割増助成金の交付対象を01(正)会員のみとした。

   なお、この件に関しては、議題7.運営上の諸問題について取り上げることとなった。

・夏期研究合宿について、「関東近県で開催することを原則とする。」を「月例会開催地近圏で
  開催することを原則とする。」に改定した。

・研究分科会で新規に発行する刊行物については、必ず研究部へ連絡する。

・研究分科会申し合わせ事項第4条について、会の代表者は「1名以上」ではなく、「1名」を置く
  ものとすることに改定した。

・研究分科会会員異動事務連絡の入会欄に会員区分を追加した。

・様式12-15の追加・変更の説明がされた。

       マニュアル改定に関して研究分科会代表者から以下の質問・要望がされた。 ・加盟館に所属している分科会個人会員が、研究会に参加する場合、参加費を徴収するのか。

  →正会員以外が参加する場合は、参加費を徴収する場合もあり得る。
    これについては正会員以外が、参加することに対して補助を与えるのはいかがなものかという
    指摘があったため改定したという経緯の説明がされた。
    また、2002年度第7回運営委員会議事録に、「正会員以外の分科会参加者が研究報告大会や
    意見交換会に出席する場合は、    事業が私図協の会費で運用されていることもあり、
    必要に応じ別途費用を徴収することもありうる旨マニュアルに追加することが了承された。」
    と明記されている旨説明があった。

・この正会員とは何を指しているのか。分科会正会員なのか、加盟館館員なのか。

  →次回運営委員会で再度検討することになった。

・分科会の会員が月例会の講師をした場合、講師料を払っても差し支えないか。

  →非会員ならかまわないが、会員には適用されない。

・副代表を置いている場合、2名にメールを配信してもらえるのか。

  →協会ホームページからは、代表者1名のみにしか配信できないが、研究部からの情報は、
    申請があれば複数人に配信する。

・予算計画書(様式02)および会計報告書(様式03)に図書購入費の項目を追加して欲しい。

  →項目を追加する。

・雑誌に執筆する際、届け出は必要か。

  →届け出は必要ないが、活動報告書のその他の項目で、報告をしてもらう。

・「講師謝礼についてのガイドライン」を各分科会代表に配布してほしい。

  →「東地区部会講師謝礼等の基準について(申し合わせ)」を各分科会代表者に配布する。

・夏期研究合宿は、関東近県外では開催することができないのか。

  →原則としては月例会開催地近圏でおこなうこと。
    ただし、研究内容によって遠隔地でなければ開催できない状況であれば、
    認めることもある。正統な理由があるのであれば、その旨研究部に申請する。

      6.2003年度スケジュールについて(資料6)  研究部担当理事校より、資料6に基づいて説明がされた。

7.運営上の諸問題について(資料7)

 資料7に基づいて、各分科会代表者から説明され、以下のとおり意見交換があった。

(1)分類分科会50周年について(分類研究分科会)

 分科会50周年を記念して、50年史の資料編纂をおこないたいが、
  研究部でもっている分科会関係資料を参照させていただきたいとの要請があった。
  研究部としては、できる限りの協力をする旨、説明があった。

(2)公印作成について(レファレンス研究分科会)

  研究部からは、公印が必要な書類もあると思われるので、
  公印が必要であるのなら作成してもかまわないと説明された。

(3)夏期研究合宿の開催場所について(企画広報研究分科会)

インターネットが利用できる施設があれば教えていただきたいとの質問があった。
この件に関しては、会議終了後の懇親会で情報交換をすることになった。 

     (4)割増助成金について(メタデータ研究分科会)  ・2002年12月の第7回運営委員会で正ML会員は割増助成の対象から除くことが了承されたが、
    2年会期の活動の途中で、予算を削除するのは問題ではないか。
   会期が終わった時点で検討するべきではないのか、との意見があった。
   これに対し2年会期の研究分科会活動における助成金の位置づけは、年度の会計は年度内に処理し、
   割り増し助成金は特に月例会を使用目的とは限らない等の経緯説明があり、
   最終的に研究部で基本的に会合を行わないのであれば割増助成金の必要がないと判断したことが説明された。
   その後種々の意見交換の結果、会期途中ではあるがML会員の割増助成をしないことが了承された。
   ただし、今後、割増助成の必要が生じた場合は、運営委員会で検討し配慮することになった。

8.協会HPの現況について

  協会ホームページ委員の藤倉氏から、以下についての説明があった。

   ・HP委員の交代があったことの報告。

   ・分科会例会5月開催通知から従来のHTMLからEXCELとPDFに変更になったこと。
     この変更にともない、一部のブラウザではエラーが生じる可能性があり、
     エラー時の対処方法にいての説明があった。

   ・メーリングリストの登録は、「メーリングリスト利用マニュアル(6.7)」に基づいて
     各分科会でおこなっていただく。

   ・分科会でメンバー限定のホームページを作りたいという質問があったが、
     この件に関しては、ホームページ委員会で検討している。

  ・私図協ホームページに「サーバ資源利用者サポートページ」を設けてあり、
     よくある質問を掲載する予定の旨説明があった。

     9.分科会関連業務の分担について(資料8) 研究部関連情報のホームページ掲載に関しては、部会長校の法政大学ではなく
研究部担当理事校(大正大学)でおこなうことに変更になった旨報告があった。
     10.その他 (1)夏合宿について

  月例会担当理事校より、夏期研究合宿実施計画は6月に提出し、実施要項は完成次第提出の旨要請があった。

(2)研究分科会会員更新スケジュール(案)について

  分科会更新担当理事校より、配布資料に基づき説明があった。

                                                                                                    以 上