国際郵便為替 | IFLA VOUCHER | OCLC IFM |
国際郵便為替(IMO:International Postal Money Order) |
郵便局で取り扱っている海外への送金サービスの一種で、外国の受取人に為替証書を
送付し、受取人は現地の郵便局で為替金を受け取ることができる。
IFLA Voucher |
IFLAでは、国際貸出・複写に関わる料金の支払い業務を簡素化するために、1997年1月よりIFLA International Payment Voucher Schemeの実施を始めた。2003年4月1日よりIFLA HQ(Headquarters:本部)で取り扱っている。これに伴いドル建てからユーロ建てに変更になった。
IFLA HQはNetherlands、The Hagueにある。
VoucherについてOCLC-IFM |
グローバルILLを利用して海外へ文献を申込む場合に利用できる。
国立情報学研究所のNACSIS-ILLシステムと米国OCLC-ILLシステムのリンクによって国際的なILL業務の運用が開始された。またOCLC-IFMという料金決済システムを利用することで、支払いに関する業務も簡素化できるとされている。
しかしながら、2003年12月25日現在、北米におけるグローバルILL参加館は36館(33機関)にとどまっており、OCLCと直接契約を結んだ場合と比べて参加館数に大きな違いがある。また、このシステムの利用によってOCLCが提供しているオンライン情報検索データベース「WorldCat」の利用は出来ず、所蔵確認は各参加機関のOPACをそれぞれ検索することになる。。
グローバルILLの申込みについては下記URLで確認することができる。
OCLCによるILL料金管理システム。OCLC-IFMシステムに参加している図書館間で有効となる。参加館は下記URLで確認することができる。
グローバルILLを利用して、OCLCメンバー館とのILL業務を行った際の料金の支払・請求は、OCLCの日本代理店である紀伊国屋書店を通じて処理することになる。
WorldCatが保有する4,800万件以上の書誌レコードから所蔵機関を確認し、6,900以上の参加館と資料のILL業務を行うことができる。詳細は国内代理店の紀伊国屋書店のホームページ(下記URL)で確認することができる。