topへ 最終更新日:2003/05/22


相互協力研究分科会研究テーマ





当研究分科会では大学図書館の相互協力の現状を明らかにし、実質的な協力体制の確立をめざして以下に示した研究テーマについての実践理論を共同研究する。

(1)大学図書館の相互協力の実態と問題点
(2)総合目録の比較検討を含む、大学図書館の相互利用を促進するための方法論
(3)私立大学図書館協会東地区部会研究部に所属する各研究分科会に共通する境界領域の諸問題


相互協力研究分科会設置目的




大学図書館界で、相互協力の必要性が語られて久しい。しかしながら、相互協力を単なる相互利用の枠の中でのみ捉える傾向は反省されるべきである。図書館業界全体で、いかにして相互協力活動を実現させることができるかを、常に考え続けなければならない。

分科会会員は所属する大学図書館において、利用者の期待に充分こたえうる図書館をつくり上げなければならない。そのためには、他大学の図書館員と共に図書館業務の研究を深め、広い視野に立ち自らの資質の向上をはかることが求められている。

もとより、分科会におけるわれわれの研究というものは、ひたすら学理研究に終始し、研究成果を単にまとめるものでは、充分であるとは言えない。それは日常の業務を改善し、自館とそれを取り巻く大学図書館界の状況を切り開いてゆくためのバックボーンとして役立つ実戦理論の研究でなければならない。