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                          私大図協・東・研・2003−20
                                2003年4月23日
私立大学図書館協会
東地区部会
加盟大学図書館長 殿
                         私立大学図書館協会東地区部会
                            研究部担当理事校
                            大正大学附属図書館
                              館 長 一島 正真
                            研究部研修委員会
                              委員長 佐藤 善治
                                  [公印省略]

        2003年度第1回研修会開催について(お知らせ)

時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、標記研修会を下記のとおり開催致しますので、貴図書館よりご参加くださいます
ようご案内申し上げます。

                   記

              2003年度第1回研修会

1.テーマ:国際化の中の大学図書館

≪開催趣旨≫
 「21世紀は多民族、多言語、多文化の時代である。」(竹内哲氏)と言われています。
 1983年に「留学生10万人計画」が発表されて以来、日本に学ぶ外国人留学生は、
途中、多少の足踏みはあったものの着実に増加を続け、2002年現在95,000人に
まで達しており、しかも、彼ら(彼女ら)のほぼ半数が私たちの職場である私立大学に学
んでいます。
 また、政治・経済・文化のあらゆる面で日本社会はかつて経験したことのない「国際化」
の時代を迎えており、キャンパスの中も外も“あなたの隣に外国人”という状況が生まれ
つつあると言っても過言ではありません。
 更に、日本の私立大学と海外の大学との提携数や提携国数も増加の一途をたどり、協定
校への(からの)一方通行ばかりではなく、「交換留学」、「海外単位互換制度」、「研究者間
国際交流」などの形を取りながら、海を越えた交流は着実に広がりと深まりを見せ、今日、
大学の「国際化」には眼をみはるものがあります。
 一方で、こうしたキャンパス内外の多民族、多言語、多文化状況の中で、大学図書館の
「国際化」は果たして十分なのでしょうか? そもそも、大学図書館が「国際化」すると
はどういうことなのでしょうか? 
 また、“多言語”、“多文化”を語るとき、その“言語”や“文化”については、キャンパ
スの中での宝庫でなければならない大学図書館で、人、資料、サービスのあらゆる面で「国
際化」をはかるにはどのようなことが求められているのでしょうか?
 このような問題を広く考え、理解を深める機会として本研修会を設定した次第です。
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

2.期  日: 2003年6月23日(月)〜24日(火)

3.募集人員: 80名(1大学1名を原則として、会場の席に余裕がある場合、各大学
            の2番目の参加希望者を、館員数の多い大学から順に追加させ
            ていただきます。)

4.受 講 料: 5,000円(懇親会費を含む)※受講料は当日ご持参ください。
       なお、6月19日(木)以降のキャンセルにつきましては、受講料をお支
       払いいただきますので、予めご承知おきくださいますようお願いいたしま
       す。

5.会  場: 早稲田大学国際会議場 3階第一会議室
        東京都新宿区西早稲田1−6−1

6.見  学: 早稲田大学中央図書館(グループ見学・ツアー形式)         
        6月23日(月)13:00〜14:30
      
7.内  容:
第1日(6月23日)
  * 受 付                           9:30〜10:00
  * 挨拶・オリエンテーション                  10:00〜10:20
    研究部担当理事校挨拶   大正大学附属図書館長       一島  正真
    会場担当校挨拶      早稲田大学図書館長        紙屋  敦之
    研修委員長挨拶      中央大学図書館選書担当課長    佐藤  善治

  * 講演
     「私立大学図書館協会における国際交流活動の現状と今後」  10:20〜11:30
       私立大学図書館協会国際図書館協力委員会 前委員長
        (慶應義塾大学三田メディアセンター事務長)      加藤  好郎

                ≪昼休み≫             11:30〜13:00
 
  * 図書館見学(早稲田大学中央図書館)             13:00〜14:30

                ≪休 憩≫             14:30〜15:00

  * 事例報告:私立大学図書館の国際交流と国際化         15:00〜16:40

    1.「明治大学図書館におけるラオス大学経済・経営学部図書館  15:00〜15:50
       運営支援の取り組みについて」
                   明治大学図書館 和泉図書課   柴尾  晋

    2.「カウンターを通して見た外国人学外利用者と外国語資料   15:50〜16:40
                    :中国書利用の事例から」
                      文教大学越谷図書館   石井  円

  * 懇親会   会場:早稲田大学大隈会館(N201・202)  17:00〜19:00

第2日(6月24日)

  * 講演
    「新しい図書館員:国際・館際・人際」            10:10〜11:20
      慶應義塾大学三田メディアセンター 資料管理担当課長代理 市古  健次

                  ≪昼休み≫           11:20〜12:50                

  * ミニ講演
     「私の日本留学生活と図書館」               12:50〜13:30
               北京大学客員教授/日本僑報社編集長  段  躍中

  * パネルディスカッション:外国人留学生のくらし生活と大学図書館   13:30〜14:30
    <パネリスト>    北京大学客員教授/日本僑報社編集長  段  躍中
               文化女子大学学生課          宮本   朱
               目白大学学生課長           鈴木   匠
    <司   会>    中央大学図書館            佐藤  善治

                  《休  憩》          14:30〜15:00

  * 講演                            15:00〜16:30
    「『世界の新聞ガイド』から「日本図書館協会多文化サービス研究委員会」
      の誕生まで:「むすびめの会」12年の活動から」
    明治大学非常勤講師/むすびめの会(「図書館と在住外国人をむすぶ会」)
                                  小林   卓

  * まとめとアンケート                     16:30〜16:50



8.参加申し込みと締切期日
 参加ご希望の方は「参加申込書」に図書館名・連絡先担当者名・E-mailアドレス・電話
番号・FAX番号・参加希望者名(2名以内)・担当業務、担当部署等をご記入の上、FAXで
お申し込み下さい。締切りは5月23日(金)です。なお、定員になり次第締め切らせて
頂きますので、お早めにお申し込みください。受講決定については、5月30日頃連絡先
担当者宛にE-mailで連絡致します。


  申込先:大正大学附属図書館 私図協担当係 担当:森田
      〒170-8470 東京都豊島区西巣鴨3-20-1
      FAX:03-5394-3042  TEL:03-5394-3028(直通)
      E-mail: higashi@mail.tais.ac.jp
 *問い合わせについては、出来るだけE-mailでお願い致します。