私立大学図書館協会
東地区部会
加盟大学図書館長 殿
私立大学図書館協会東地区部会
研究部担当理事校
2003年度第2回研修会開催について(お知らせ)
時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、標記研修会を下記のとおり開催致しますので、貴図書館よりご参加くださいますようご案内
申し上げます。
記
2003年度第2回研修会
1.テーマ:私大図書館とアウトソーシング
≪開催趣旨≫
今から5年前、1998年に私大図書館協会東地区部会としてははじめて「アウトソーシング」
をメインテーマとした研修会を実施しました。
その後、同年に文部科学省が「大学審議会答申」の中で打ち出した『競争的環境の中で個性が輝く
大学』づくりに向けて、日本の大学は稀に見る大きな変革期を迎えております。
これは、私立大学ばかりではなく、独立行政法人化を目前に控えた国立大学や公立大学も全く同じ
状況に置かれており、私たちの職場である大学図書館も確実にその渦中にあると言えましょう。
また、この5年の間に私大図書館のアウトソーシングは急激かつ大胆に進行しており、その範囲も、
5年前に議論の中心であったテクニカル・サービスのみにとどまらず、様々な業務に拡大する傾向に
あるようです。
本来アウトソーシングとは「自社にとってのコアビジネスを再定義し、そこに経営資源を重点的に
配分し、コアでないものまたは自社にない資源や弱体と見られる資源を外部に依存したり、戦略的に
提携すること」(石渡徳弥氏)と言われてきましたが、公共図書館を含めここ数年の図書館界の動き
はこうした定義では包括し切れない問題を抱えているようです。
確かに、大学図書館をめぐる急激な環境変化がアウトソーシングを新たな観点から論じる必要性を
求めていることは間違いないところですが、現在進行しているアウトソーシングが明確な戦略と必然
性の下に、望ましいあり方で進められているのでしょうか。また、アウトソーシング問題は、そもそ
も我々に何を問いかけているのでしょうか。
本研修会では、限られた時間とプログラムではありますが、皆様と共に理解を深めたいと思います。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
2.期 日: 2003年11月7日(金)
3.募集人員: 100名(1大学1名を原則として、会場の席に余裕がある場合、各大学の2番目
の参加希望者を、館員数の多い大学から順に追加させていただきます。)
4.受 講
料: 5,000円(懇親会費を含む)※受講料は当日ご持参ください。
なお、11月4日(火)以降のキャンセルにつきましては、受講料をお支払いいた
だきますので、予めご承知おきくださいますようお願いいたします。
5.会 場: 国士舘大学柴田会館3階研修室
東京都世田谷区世田谷4−28−1
6.見 学: 国士舘大学附属図書館(自由見学)
7.内 容:
* 受 付 9:30〜10:00
* 挨拶・オリエンテーション
10:00〜10:20
研究部担当理事校挨拶 大正大学附属図書館長 一島 正真
会場担当校挨拶 国士舘大学附属図書館長 山本 昌一
研修委員長挨拶 中央大学図書館情報資料課長 佐藤 善治
:立命館大学の経験から」 10:20〜11:40
立命館大学総合情報センター次長 田中 康雄
≪昼休み≫ 11:40〜13:00
依頼する側に何を求めたいか」 13:00〜14:20
日本アスペクトコア(株) ライブラリーサービス営業部長 保科 恵美子
≪休 憩≫ 14:20〜14:50
* パネルディスカッション 14:50〜16:30
「アウトソーシングの進行は我々に何を問いかけているのか」
【コーディネーター】 立教大学図書館 副館長 牛崎 進
【 パ ネ リ ス ト 】 文教大学越谷図書館 司書 鈴木 正紀
慶應義塾大学湘南藤沢メディアセンター 事務長 村上 篤太郎
早稲田大学 戸山図書館担当課長 北風 貴紫
* まとめとアンケート 16:30〜16:50
* 懇親会 17:00〜19:00
8.参加申し込みと締切期日
参加ご希望の方は「参加申込書」に図書館名・連絡先担当者名・E-mailアドレス・
電話番号・FAX番号・参加希望者名(2名以内)・担当業務、担当部署等をご記入の上、
FAXでお申し込み下さい。締切りは10月17日(金)です。
なお、定員になり次第締め切らせて頂きますので、お早めにお申し込みください。
受講決定については、10月22日頃連絡先担当者宛にE-mailで連絡致します。
申込先:大正大学附属図書館 私図協担当係 担当:森田 FAX:03-5394-3042 пF03-5394-3028(直通) E-mail: higashi@mail.tais.ac.jp |