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2002年度第4回運営委員会議事要録

日 時:2002年7月12日(金) 13:00〜16:05
場 所:相模女子大学附属図書館3階会議室
出席者:三瓶 良男(文教大学)、田中 晶絵(女子美術大学)、山脇 治(相模女子大学)、
    中村 里弥子(早稲田大学)、遠藤 久美子(慶應義塾大学)、山本 なほ子(法政大学) 
    野口 真生(大正大学)、篠原 貴士(獨協大学)
    今井 一見、青島 勉、佐々木 博(研究部担当理事校亜細亜大学)

  議事に先立ち、研究部担当理事校から、委員に対し、挨拶と総会での協力についてのお礼があった。
議 題:
 1.研究分科会夏期合宿実施計画について
   月例担当理事校から、資料1に基づき、実施計画の報告があり、了承された。なお、以下の分
  科会については、月例担当理事校から資料の再提出を求めた上で認めることになった。
  ・パブリック・サービス分科会については、宿泊費に懇親会費を含むことの記載とその明細を再
   提出していただくようお願いする。
  ・図書館運営戦略研究分科会と西洋古版本研究分科会から、昨年同様関西地区の同じ見学先が計
   画されているので、代表者に、合宿は関東地区で行うことが原則であることを再確認し、関西
   で実施する研究活動の必要性と見学先の選定をもう一度確認するために、再度理由書と研究内
   容を提出いただくようお願いする。

 2.2002年度研究会実施概要(案)について
   研究部担当理事校から、資料2に基づき説明され、検討の結果、原案どおり了承された。なお、
  講演者については協会HP委員会から出してもらえるよう打診し、開催通知は東地区加盟館宛に
  発送することになった。
 
 3.研究部の運営について
   研究部担当理事校から、資料3「研究分科会に関する質問並びに要望について」(回答)に基
  づき、部会長校とも事前に相談した原案が示された。
   先ず「協会会則39条の部会研究会は、地区部会所属加盟校の図書館員で構成し」との項は「機
  関としての部会研究会」であり、東地区部会では研究部を指し、その構成員を図書館員で構成す
  ることに当るため、事業としての研究分科会を直接指さないとの確認と説明があった。しかしな
  がら、私立大学図書館協会は、加盟図書館の館員が中心になって構成する組織であるという観点
  から、種々意見交換した結果、原案の一部を修正し、対応していくことで了承された。
   主な変更点や確認事項は下記のとおりである。

  会員区分
  ・本来研究分科会は東地区部会の下部組織ということから、構成員「私図協加盟大学所属者」か
   ら「私図協東地区部会加盟大学所属者」へ、非構成員「私図協以外参加者」から「私図協東地
   区部会加盟大学以外参加者」と表記を変更する。これに伴い、西地区からの「(04)個人ML
   ネット会員」として現在1名入会しているが、「(06)オブザーバーMLネット会員」に移行
   していただくよう当該代表者にお願いする。
  ・会員区分欄から「助成対象者・非助成対象者」という文言を削除する。
  ・「個人会員」は構成員としての区分は従来通りであるが、「(03)個人会員」、「(04)個人
   MLネット会員」は助成対象から除外する。このことに伴い、後日当該代表者に事情を説明し、
   割増助成分を返金いただくようお願いする。
  ・図書館員が分科会に参加する場合は、今後、原則として館長の推薦書を提出していただくこと
   に変更することになった。
  ・研究分科会参加者の中で、所属が「図書館(加盟館)」以外の者については、参加申込み時に、
   所属部署を確認するようにする。

  会計・助成金
  ・今後はマニュアルに「(01)正会員」、「(02)正MLネット会員」が助成対象であることを追
   加する。
  ・研究分科会への助成は、基本配分(3万円)と傾斜配分(助成対象会員数を基礎データとして
   算出)の合わせた額を分科会へ支給するということで再確認された。
  ・「(01)正会員」と「(02)正MLネット会員」との間に助成額の差を設けるかどうかは、メ
   タデータ研究分科会などの収支状況を確認した上で、今後検討していくことになった。

  重複登録
  ・研究分科会の重複登録を認めているが、その登録数をいくつまで認めるかは、次回合同会議で
   の活動状況を確認し、協議していくことになった。

  分科会構成員の正会員と個人会員又は個人MLネット会員の割合
  ・研究分科会の活動状況により、その割合を定めるのは難しいが、重複登録と同様、活動状況を
   確認しながら検討し、年度内に決定することになった。
  ・代表者は正会員に限る。「(03)個人会員」、「(04)個人MLネット会員」のみで分科会は成
   立しないことも確認された。

    研究部の運営についての回答の作成は研究部で整理し、その後メールにて委員に確認いただ
   いた上で成案にし、質問者と直接話合いをもち、回答が不充分であった場合は、質問者に同席
   いただき、臨時運営委員会を開催することもあり得る。
   また、私図協へのMLを通しての回答は、質問者に確認の上、要点をまとめた上で流すと
   いうことも確認された。

 4.2002年度会務報告について
   研究部担当理事校から、資料4に基づき、説明があり、原案どおり了承された。

 5.有料民間サーバへの移転に伴う中間報告について
   協会HP協力委員を兼務の委員から、移転の件で、7月4日、明治大学にて業者と価格、サー
  ビス、更新等について確認し、総会で予算が承認されれば、秋にはサービスを提供できる予定と
  の中間報告があった。
                                           以上