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   私立大学図書館協会 2000年度第2回東地区部会役員会(新旧合同)議事要録

日時:2001年1月31日(水) 14:00〜17:00

場所:成城大学 法人事務局棟3F 大会議室

出席:明治大学(三枝、大野、折戸) 獨協大学(梶山、椎谷、吉川)

   武蔵大学(瀬田、竹内) 北海学園大学(近松) 東海大学(村山、三井)

   文教大学(宮内、三瓶、辺見) 亜細亜大学(青島、市川)

   女子美術大学(新藤) 相模女子大学(馬場)

   成城大学(木村、坂本、小泉、萩原、新井)

 議事に先立ち、部会長校図書館長木村と、会長校の三枝図書館長より挨拶があり、引き
続き出席者の自己紹介が行われた。

議事:

1.報告事項
 議事進行の坂本(成城大学)より、報告事項については12月6日の常任幹事会(京都 佛教
大学)以降の進展事項を中心にしてほしい。常任幹事会はじめ各委員会の議事要録をそれぞれ
の資料の先頭に添付したので、それに沿って説明し、詳細については後でご覧いただきたい。さ
らに、来年度役員校の出席を考慮して、各種委員会については、会の概要、性格も簡単に説明
してほしいとの要望が出された。

報告の主な内容は以下の通りである。

(1)2000年度第2回常任幹事会報告
<協会会務報告>
 まず、大野氏(明治大学)より、新規加盟申請校数について、書類を受理したものも含め6大学
に上っている。国公私立大学図書館協力委員会関係では、文献複写料金徴収猶予にかかる申
請・許可の電子化の目処が立ち、2001年度申請からはNACSIS-ILL画面上で可能となる。エル
ゼビア社への対応については、12月12日付けで公正取引委員会に審査の申告をしたことの経
緯などが報告された。

<国際図書館協力委員会報告>
 村山氏(東海大学)より、基金の集まり具合について、現在130万円程が既に振り込まれ、予
定分を加えると170万円程にのぼる。シンポジウムについては、2001年5月11日、「図書館コ
ンソーシアム」をテーマに、関西学院大学で実施の案を検討中であることなどが報告された。

<協会ホームページ委員会報告>
 三井氏(東海大学)より、資料に基づき報告された。一部委員より、任期切れによる業務の引き
継ぎに危惧が示されたが、委員の半数が残留する形をとる予定なのでその心配はないだろうとの
回答がなされた。

<国公私立大学図書館協力委員会報告>
 先の大野氏の報告に加え、坂本より会の性格と、今年度から東地区選出の委員校が2校増加
したことの経緯が報告された。

<日本図書館協会大学図書館部会報告>
 坂本より資料に基づき報告された。

<エルゼビア社関係報告>
 大野氏より、来年度会長校が西地区に移るため、同問題への機動的対応を図る目的で、会長
校の下に臨時委員会を設置したい。各方面の意見を聴いた上で3月の東西合同役員会で提案し
たいとの方針が説明された。

<著作権に関わる交渉について>
 大野氏より、先の常任幹事会での発議を受けて、日本私立大学団体連合宛に、これまでの日
本複写権センターとの交渉経緯の資料を送付するとともに、「私立大学全体の問題として検討し
ていただきたい」との申し入れを行ったことが報告された。

<名簿の扱い方について>
 竹内氏(武蔵大学)より、資料と議事要録に基づき報告がなされた。

<各種申請書類について>
 三井氏より、東西で各種申請書類が不統一な現状から、それを統一し、ホームページからダウ
ンロードできるようにしたいとの提案意図が説明された。

<その他>
 次年度から会長校が西地区に移ることに関して、一部委員から国立情報学研究所との懇談会
や図書館総合展など、今任期中に始まった行事の主たる担当はどうなるのかとの危惧が表明さ
れた。それに対し、会長校の下で東西共同で実施する形は、これまで通り維持した方がいいので
はないか(大野氏)との回答がなされた。

(2)東地区部会会務報告
 1)2000年度東地区部会会務報告(2000年4月〜12月)
    坂本より資料に基づき報告された。
   2000年度東地区部会研究部活動報告(2000年4月〜12月)
    椎谷氏(獨協大学)より資料に基づき報告された。

 2)東地区部会研究部研究分会会の会計処理に関するガイドライン
    椎谷氏より、分科会毎にバラバラな形で会計処理されている現状から、統一的なフォームで
   処理するためのガイドラインを作成した。この形で適正な会計処理をし、活発な研究活動を指
   導していきたい旨が報告された。

 3)2000年度東地区部会館長・事務長会議報告
    近松氏(北海学園大学)より、10月13日札幌大学を会場に実施された同会議について、会
   計報告を中心に実績報告がなされた。

2.協議事項
(1)2000年度東地区部会決算報告(2000年4月〜12月)
  小泉(成城大学)より、資料に基づき報告され、了承された。

(2)2000年度東地区部会研究部決算報告(2000年4月〜12月)
  椎谷氏より、資料に基づき報告され、了承された。

(3)2001年度東地区部会事業計画(案)及び予算(案)について
  坂本より、資料に基づき説明された。予算の支出に関して、1)部会の繰越金に比べて研究部の
 繰越金が過大になっていることから、研究部交付金を減額したこと 2)部会総会の午後の館長会
 に対して新たに20万円の予算立てをしたこと−−−の変更点が説明された。一部の役員から、部
 会総会や研究会の会場提供校への謝礼と講師への謝礼を値上げしたらどうかとの問題提起があ
 った。これに対し、坂本から、「この場では決定せず、検討案を部会長校が作成の上、次期部会長
 校へ引き継ぎ、部会総会で決定する形を取りたいとの意向が示され、標記(案)とともに了承された。

(4)2001年度東地区部会研究部活動計画(案)及び予算(案)について
  椎谷氏より、資料に基づき1)部会長校からの交付金が減額されること 2)研究会の持ち方が変
 更になり、分科会更新初年度(2002年度)の会のあり方に関して運営委員会で検討中である−−
 −ことなど変更点がを含め標記(案)が説明され、了承された。

(5)2001年度東地区部会総会・館長会について
  坂本より、資料に基づき説明され、了承された。

(6)2001〜2002年度私立大学図書館協会・東地区部会等委員について
  坂本より、資料に基づき説明されたが、協会の委員に関しては、資料上空白になっているが、候補
 校はそれぞれ推薦してあるとの補足説明がなされ、了承された。
  続いて、折戸氏(明治大学)から、現段階で明らかになっている委員について追加説明がなされた。

(7)東地区部会新旧役員校事務引き継ぎについて
  坂本より、資料に基づき引き継ぎ事項、スケジュールが説明され、了承された。

3.懇談事項
(1)私立大学図書館協会加盟図書館名簿アンケート結果について
  竹内氏より、1)ホームページ上に個人名を載せることには抵抗感が強いようだ 2)フロッピーでの
 編集作業は非常に順調にいった 3)現行の冊子体の館員名簿に替わって、個人名の入ったフロッピ
 ーそのものを各館に配布するようにしたらいいのではないか−−−など作業を担当した上での諸点に
 つき、次期担当校(西地区)へ引き継いでいく予定であることが報告された。

                                                           以 上


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