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私立大学図書館協会東地区部会 2001年度第2回役員会
議事要録
日 時:2002年1月25日(金) 午後2時00分〜午後5時30分
場 所:亜細亜大学太田耕造記念館8階会議室A
出席者:亜細亜大学(今井、青島、佐々木、安田)、相模女子大学(馬場)、
女子美術大学(田中)、東北学院大学(鈴木)、明治大学(大野、折戸)、
文教大学(宮内、戸田、三瓶、鈴木、藤倉、辺見)
議事に先立ち、部会長校図書館長宮内の挨拶と、研究部安田氏(市川氏の後任)の自己紹介が
行なわれた。
議 事:
1 報告事項
(1)東地区部会関係
ア.東地区部会会務報告(4月−12月)
部会長校文教大学(戸田)から、資料(p.3-6)に基づき報告された。
資料訂正(p.4):第1回役員会開催日 (木)→(金)
イ.東地区部会研究部活動報告(4月−12月)
研究部担当理事校亜細亜大学(青島)から、資料(p.7-12)に基づき報告された。その中
で、今年度初の試みであった「研究分科会報告大会(全13分科会の今期2年間の活動報告)」
については盛況で、成功裡に終了した旨報告された。
資料訂正(p.8):分科会発表者(追加) 土屋寛子(東京農業大学)、三浦政治(拓殖大学)
ウ.研究分科会申し合わせの改訂及び運営方法について
研究部担当理事校亜細亜大学(青島)から、資料(p.13-16)に基づき、改訂の主旨と新た
な運営方法案について説明され、次回の研究部運営委員会で最終案を作成することが報告さ
れた。また、現行申し合わせの年号表記(元号を西暦に統一するか否か)については、別途
協議することになった。
分科会更新担当理事校女子美術大学(田中)から、来期会員の応募状況が報告された。
(2)第2回常任幹事会報告
部会長校文教大学(戸田)から、昨年12月11日(火)に行われた常任幹事会の議事要録
(p.18-23)に基づき報告された。その後の経過について、以下の点が補足された。
・国際図書館協力委員会は1月25日、今年度の海外集合研修の中止を決定した。
・協会ホームページ委員会は、検討中の有料サイトについての最終案を3月の第2回東
西合同役員会で提出する。これについて部会長校文教大学(藤倉:協会ホームページ
委員)から、検討のための臨時委員会を2月に開催する(於:明治大学)との補足が
なされた。それに対して、研究部担当理事校亜細亜大学(青島)から、研究分科会ホ
ームページ用の容量を考慮してほしいとの要望がなされた。
・国公私立大学図書館協力委員会は、昨年12月7日に開催された「大学図書館著作権問
題ワークショップ」における配布資料「大学図書館における著作権Q&A」を国立大
学図書館協議会ホームページで公開した。また、著作権問題については11月頃から当
事者(大学図書館、著作権者)間協議が開始される予定。
・エルゼビア・サイエンス社問題に関する臨時委員会は1月18日、公正取引委員会を訪
問し、審査の促進を要請した(長谷川端私立大学図書館協会会長、遠藤浩良日本薬学
図書館協議会会長、委員の計7名)。
資料訂正(p.20):3 その他 → 4 その他
2 協議事項
(1)2001年度東地区部会中間決算について
部会長校文教大学(戸田)から、資料(p.34)に基づき報告され、承認した。
資料訂正(p.34):支出の部 残額 → 差異
(2)2001年度東地区部会研究部中間決算について
研究部担当理事校亜細亜大学(青島)から、資料(p.35)に基づき報告され、承認した。
資料訂正(p.35):表題 決算報告書 → 中間決算報告書
収入の部 差異の△を雑収入にのみ付与し他の科目の△を取る
(3)2002年度東地区部会事業計画(案)及び予算(案)について
部会長校文教大学(戸田)から、資料(p.36-37)に基づき提案された。
事業計画(案)については、今役員会の議を経て来年度第1回役員会において最終案を決
定するという前提で協議した。その結果「(5)相互協力活動の推進」の内容に関して、より
具体的な運用方法や目標設定を再検討することを確認した。
予算(案)については「館長会・研究講演会費」と「館長・事務長会議費」を計上してい
る点について、開催時期設定(館長会:部会総会同日午後 / 館長・事務長会議:隔年)
の経緯を再確認した。このことから、今後の館長会・研究講演会をどうするかという議論に
及んだ。結果としては、他の協議事項(6)、(7)における要再検討の内容を含めた最終案
を来年度第1回役員会までに作成することになった。
資料訂正(p.36):1.(5) 「今年度は」の削除
2. (予定) → (未定)
(補足)「館長会」と「館長・事務長会議」の開催について
1.同日開催(午前:館長会、午後:館長・事務長会議)を取りやめた理由
・低い参加者数(宿泊を伴う出張になるため)
・当番校の負担(午前、午後、懇親会)を考慮
2.研究会開催回数(年2回)の変更理由
1回目(6月の部会総会午後)の内容は研究分科会の発表だったが、年度始めの発表になるため研究時
間も少なく、研究分科会への負担が大きい。
3.部会総会午後の内容についての検討(今期)
2の変更を受けて、第1回研究会を開催していた部会総会の午後に、館長会を開催することにした。
しかし、2001年度は切り替え時期で、部会総会承認前に企画しなければならなかったため間に合わず、
館長会という名称ではあるが、実質は講演会そのものとならざるを得なかった。
(4)2002年度研究部活動計画(案)及び予算(案)について
研究部担当理事校亜細亜大学(青島)から資料(p.38-39)に基づき提案された。
活動計画(案)については、了承した。来期の研究分科会について、新設のメタデータ研
究分科会を含め14分科会を予定しているが、2月13日〆切の会員応募状況を見て、最終的
に決定するとの報告がなされた。
予算(案)については、参加費収入を減らして研究部負担にすることで加盟校の負担を減
らすという、予算編成の趣旨が説明され、了承した。
(5)2002年度館長会・研究講演会開催(案)について
部会長校文教大学(戸田)から、資料(p.41)と前項(3)の協議内容に基づき提案され
た。その結果、部会総会の午後は、参加館の館長同士が懇談できる実質的な館長の会合(館
長会)と、部会総会参加者と館長がともに参加できる講演会(研究講演会)を企画し開催す
る方向で検討することになった。
また費用については、館長会は部会、研究講演会は研究部という分担にすべきだという意
見が出された。
以上をふまえ、来年度第1回役員会までに研究部と相談の上、部会長校より再提案するこ
とを確認した。
(6)2002年度館長・事務長会議の開催(案)について
館長・事務長会議担当理事校東北学院大学(鈴木)から、資料(p.42-43)に基づき提案さ
れた。これについて、参加費(懇談会費)を少なくして加盟校の負担を軽減し、参加しやす
い体制を確立すべきとの意見が出された。現在未定の事項も含め、部会長校・会場校と連携
し、来年度第1回役員会までに最終案を決めていくことを確認し、了承した。
(7)東地区部会謝礼等の申し合わせについて
部会長校文教大学(戸田)から、資料(p.44)に基づき提案された。
交通費の支給について、近距離も支給した方がよいのではないか、文章が分かりにくいの
ではないかとの意見が出された。これについては、文言を部会長校で整理することを確認し
た。
また、会場校への謝礼額を上げてはどうかという意見が出されたが、額を上げることによ
り大学の雑収入として処理されてしまい、実際に運営に従事してもらった会場校職員への謝
礼という目的を果たせない可能性を考慮した、との説明がなされた。
それを受けて、部会総会費の内訳が会場校への謝礼のみという実態に則し、科目名を「会
場校謝礼」に変更してはどうかという意見も出された。これについては、予算(案)の再検
討内容に含めて来年度第1回役員会までに調整し、再提案することを確認した。
(8)役員校選考委員会委員の選出について
部会長校文教大学(戸田)から、資料(p.45)に基づき提案され、承認した。これを受け
て、部会長校から候補校宛に依頼状を送付することを確認した。
3 その他
(1)図書館運営戦略研究分科会「大学図書館のイノベーション」(講演会案内)について
研究部担当理事校亜細亜大学(青島)から資料(p.46)に基づき報告された。なお、役員
校からも参加いただきたいとの案内があった。
(2)東地区部会ホームページレイアウト変更について
協会ホームページ委員会(藤倉)から、資料(p.47)に基づき提案され、別途研究部へ再
提案されることを確認した。
(3)複写料金の一括処理制度について
監事校明治大学(折戸)から、資料(当日追加)に基づき提案された。内容は、
・山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム(監事校が「幹事館代表」を担当)におけ
る検討の経緯説明。
・私立大学図書館協会としての制度設立と、関係団体(国公私立大学図書館協力委員会、
国立情報学研究所)との連携体制確立に向けての検討依頼。
の2点であった。この件については、部会事業計画(案)に絡めて検討し、来年度第1回役
員会で部会長校から提案されることを確認し、了承した。
以上