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  私立大学図書館協会 1999年度 第2回東地区部会役員会議事要録

日 時:2000年1月28日(金) 午後2時30分〜5時30分

場 所:成城大学図書館4F会議室

出席者:明治大学(玉木、大野、藤田) 獨協大学(梶山、椎谷、吉川)
     津田塾大学(落合) 武蔵大学(今井、竹内) 東海大学(大迫、三井)
     成城大学(木村、坂本、小泉、萩原、新井)

 部会長校図書館長木村より挨拶を行い、引き続いて議事に入った。

議事:

 1.報告事項

   まず部会長校の坂本から、情報をできるだけ確実にしたいので、常任幹事会
  (11月26日、於:佛教大学)と臨時常任幹事会(12月20日、於:明治大学)の
  議事の特記事項とそれ以降の進展を担当校に説明してもらう形で進めたい。
  また、同日配布した上記二会議の資料を後でお読みになって、疑問などありまし
  たら部会長校もしくは会長校までお問い合わせを願いたいとの意向が示された。
  主な事項は以下の通り。

 (1)ホームページ準備委員会
 
   同委員会委員長の三井氏から、別添議事要録に沿って、昨年10月20日以降
  の3回にわたる委員会での検討事項を説明、3月の東西合同役員会で各種要項
  とテスト版の画面を見てもらう予定であることが報告された。

 (2)国公私立大学図書館協力委員会

   大野氏より、私大図書館協会が要望していた、東地区選出の同委員会役員校の
  2校増員の件について、国立大学図書館協議会の了承も得られ、ほぼ実現の運び
  になる状況だとの報告がなされた。

 (3)学術情報センターとの目録システム講習会共同開催、同センターと私立大学図
   書館協会との定期懇談会の件について

   大野氏より、前者については、事業継続のため協定の再締結をしたこと、後者につ
  いては、第4木曜日の午後の目録システムの運用という成果があったことが報告さ
  れた。

 (4)ILL包括規約について

   藤田氏より、現在の文献複写に関する協定を、現物貸借を含むものに改正する案
  が国公私図書館協力委員会で検討されているので、私大図書館協会として正式な依
  頼の前に検討した事情と、著作権に関する条項を追加をしたいという検討内容が報
  告された。

 (5)国際図書館協力委員会関連

   同委員会委員の大迫氏より、別添資料に沿ってこれまでの経緯と、基金募集とシン
  ポジウムの二本を中心に検討が進んでいる現状が説明された。大野氏からは、200
  0年度は集まった基金と参加費内で活動をするという、常任幹事会、臨時常任幹事会
  の合意内容がまず説明された。改めて、同委員会の加藤委員長より、シンポジウムに
  ついて、参加費収入は協会に全入するので、差額分(予定では5万円程度)の補助を
  認めてほしいとの申し出があったことが報告された。持ち回りの形で了承を取り付け、
  この形で再確認していきたいとの説明が行われた。

 (6)東地区部会関係会務報告(1999年4月〜12月)

   1999年度東地区部会会務報告が資料3に基づき坂本から、研究部会務報告が資
  料4に基づき椎谷氏から行われた。

 2.協議事項

 (1)1999年度東地区部会決算報告(1999年4月〜12月)

   小泉より資料5に基づき報告され、了承された。

 (2)1999年度東地区部会研究部決算報告(1999年4月〜12月)

   椎谷氏より資料6に基づき報告され、了承された。大野氏より分科会余剰金に関し
  て質問があり、それに対して、研究部として上納させることは考えておらず、各分科
  会活動に有益な使途を目下模索中であることが報告された。
 
 (3)2000年度東地区部会事業計画(案)及び予算(案)について

   坂本より、資料7に基づき報告され、了承された。

 (4)2000年度東地区部会研究部活動計画(案)及び予算(案)について

   椎谷氏より、資料8に基づき報告され、了承された。

 (5)2000・2001年度東地区部会研究部研修委員会委員について

   椎谷氏より、資料9〜11に基づき報告され、了承された。

 (6)2000年度東地区部会総会・第1回研究会について

   坂本より、資料12に基づき報告され、了承された。部会総会の午後の研究会を、
  従来の分科会研究発表会とせず、緊急の問題である著作権関係の講演会とする
  経緯が説明された。特に懸案の実務要項(A案)について、「研究会で出席の全員
  に開示したい」(坂本)とした上で、「東西の部会レベルで流してもらい、8月の全国
  大会で了承を取り付ける形にもっていきたい」(大野氏)との方針が示された。

 (7)私立大学図書館協会東地区部会研究部細則の変更について

   坂本より、資料13に基づき報告され、了承された。

 (8)2000年度館長・事務長会議について

   当日欠席の浦上氏より提出された開催要項(案)(資料14)が、坂本より説明さ
  れた。坂本より、概算予算のなかの講師謝礼金について、一般講演者も記念講演
  者と同じ3万円にしてはどうかとの申し出があり、了承された。共通テーマについては、
  担当理事校、会場提供校と部会長校で調整して決めたいとの申し出が了承された。

 3.懇談事項

 (1) 次期部会長校のオブザーバー出席について

   坂本より、2000年度から東地区部会役員会、事務連絡会に次期部会長校(文教
  大学)をオブザーバー出席させることが報告され、了承された。

 (2) 次期役員校について

   坂本より、各担当理事校に対し、それぞれ自分の担当の次期役員校を考えておい
  てほしい。具体的に当たる場合は、調整のため事前に部会長校までお知らせ下さい
  との申し出があった。

 (3) エルゼビア社問題について

   1999年10月頃より明治大学を中心に取り組んできた同問題に対して、全国の大
  学図書館全体の問題ということから、国大図協、医学図書館協会、薬学図書館協議
  会などと連名で私立大学図書館協会として抗議文を提出したいとの意向が、大野氏
  より示され、東地区部会としては了承した。

 (4) 図書館総合展について

   大野氏より、第2回図書館総合展(2000年11月16日〜18日)の運営委員会か
  ら本協会に対し、来年度も後援団体となっていただきたい、セミナーも一コマ担って
  ほしいとの申し出があったことが報告され、了承した。

 (5) 著作権関係の研究会について

   坂本より、著作権について協会レベルで何らかの研究会を作ったらどうかという提
  案がなされた。学術全般に関わる大きな問題でありながら、専門的知識がほとんどなく、
  情報も収集できていない。これまでのいきさつもあり、まずは、この会(東地区部会役員
  会)の構成で何らかの会を立ち上げていこうということで合意した。

                                                    以上


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