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私立大学図書館協会東地区部会 1999年度第3回役員会事務連絡会議事要録
日 時:1999年10月15日(金) 午後2時30分〜午後5時30分
場 所:成城大学図書館4F会議室
出席者:明治大学(玉木、大野、藤田) 獨協大学(椎谷、吉川) 津田塾大学(落合)
武蔵大学(今井、竹内) 北海学園大学(浦上、近松) 東海大学(大迫、三井)
成城大学(木村、坂本、小泉、萩原、新井)
議事に先立ち、部会長校図書館長木村より挨拶を行い、引き続き今回初出席の近松氏と
新井を紹介して議事に入った。
議事:
1. 報告事項
(1)(株)カルチャー・ジャパンの支援による寄贈資料搬送申請について
部会長校坂本より資料1に基づき、1999年度第1回の申請1件が報告された。
また、会長校提供の資料1(以下明治資料1)に基づき、1999年10月1日以降は申請
受付業務は国際図書館協力委員会に移行することが報告された。会長校の大野氏から、
今後実施要項を作成の上、明治資料1とともに各加盟校に送付する予定であることが報
告された。
(2)私立大学図書館協会組織拡大について
坂本より資料2と明治資料3に基づき経緯が、大野氏より西地区作成の文書が揃い
次第、未加盟校へ送付する予定であることが報告された。
(3)私立大学図書館協会HP準備委員会について
坂本より委員メンバー(資料4)と、会の基本的性格(資料3)が報告された。
(4)学術情報センターと私立大学図書館協会との定期懇談会の開催について
坂本より資料5に基づきこれまでの経緯が報告された。大野氏より次回の常任幹事会
で懇談会の出席者、規模、日時、議題等を提案し、了承を得た上で、第1回の懇談会を
開きたいとの意向が示された。また、学情に対して意見があれば出してほしいとの呼び
かけがなされた。
(5)国際図書館協力委員会の活動について
同委員会委員の東海大学大迫氏より、JCCの支援が見込みにくい2000年8月以降の
搬送事業のあり方と、同委員会活動の柱の一つであるシンポジウムについて鋭意話し合
いが続いている状況が報告された。
(6)第1回図書館総合展について
資料6に基づき坂本より、明治資料6に基づき大野氏より報告がされた。
続いて、会長校の大野氏より以下の報告がなされた。
1)「自己点検・評価手法ガイドライン」の[まえがき](明治資料5)を完成した。
2)『図書館雑誌』(明治資料7)と『大学図書館協力ニュース』(明治資料8)へ原稿を提
出した。
3)来年度の総会は、専修大学との話し合いの結果8月2日、3日で見学会は行わない
こととなった。同大の正式決定(10月20日)を待って各加盟校へ通知する予定であ
る。
4)西地区役員会研究会が10月7日、8日京都精華大学でおこなわれた。
2. 協議事項
相互に関連した問題の性格上、議事は順不同で進行したため、ここではそれぞれテーマ
毎に整理した形でまとめてある。
(1)2000年度以降の東地区部会「研究会」の開催について
坂本から7月2日の「打合せ会」、7月16日の「第4回研究部運営委員会」、8月31日
の「第2回役員会事務連絡会」での話し合いの経緯と、それを踏まえた案(資料9)が説
明された。それにともない研究部細則の変更が必要になり(資料10)、来年度部会総会
に提案する予定であることが説明され了承された。
(2)研究会と研修会について
前項の研究会の問題と同時に検討してきた研修会については、『中堅職員の研修の場
として人気も高いので、開催月の問題を除き当面現状のまま維持したい。』(坂本)とのこ
とから、今回の提案では触れられていないが、以下のような発言が各役員からなされた。
▼新人(他の部署から異動してきた人も含む)のための研修の場が現在ない。今後検討し
ていかなければならない。
▼本来実務研修を担ったのが研修会で、研究活動の場が研究分科会であったが、現在は
研修会が中堅以上の職員を対象として講演会を中心に行っているのに対し、分科会の方
は新人研修の場と位置づけて職員を派遣してくる学校も出てきているのが現状である。
▼東地区部会が200校になった現在では、新人の研修は各校が独自で考えていくのが筋
だろう。
▼分科会の研修的性格をどうするかについては、今後の問題として時間をかけて検討して
いった方がいいだろう。
(3)2000年度東地区部会「館長会」の開催について。
坂本から「第2回事務連絡会」での話し合いを踏まえた案(資料8)の説明がなされた。
担当理事校の浦上氏からも賛意が示され、来年度部会総会に報告事項として出していく方
針が説明され了承された。話し合いのなかで交わされた意見は以下のようである。
▼講演テーマについては総会、研修会などとの間で調整が必要だ。より教学に関連したテー
マで、館長に図書館業務のあり方を考えてもらう機会にしたい。
▼部会総会の午後だと館長が一番出席しやすいだろう。
(4)2000年度館長・事務長会議の開催について
標記会議は、1998年度(平成10年度)部会総会で、隔年開催の試行が承認されたも
のだが、改めて『隔年開催を再確認する』ことが承認された。
まず担当理事校の北海学園大学の浦上氏が、会場校(札幌大学)との話し合いで作成した
素案(資料11)を説明した。それを受けて各委員から以下のような意見が出された。
▼担当校は現在札幌地区の学校が対象になっているが、小樽、岩見沢などもっと地域的に
広げてもらうとありがたい。
▼各講演の時間をもっととり、記念講演と一般講演1本づつでいいのではないか。
▼テーマは担当校にお任せしていいのではないか。
▼あらかじめ参加者にアンケートをとり、講演者とのやりとりができるようにしてもらえれば
いいのではないか。
▼協会以外から講師を呼ぶと、旅費、謝礼の問題も出てくる。予算とのからみもあり慎重に
詰めていかなければならない。
▼場合によっては会議の参加費を徴収してもいいのではないか。
最後に次の3点が確認された。
1)テーマは担当理事校に一任する。
2)講演は各々時間を延ばして、記念講演、一般講演の計2本とする。
3)遠距離からの交通を考え、受付開始時間を多少遅らせることも考える。
また、坂本から「経費を試算してもらって、予算との関係から参加者の負担がどの程度な
ら可能かどうか担当理事校に検討してほしい」「その結果を受けて講演者への謝礼など、
1月の第2回東地区部会役員会で提案したい」との申し出があった。
3.懇談事項
(1) エルゼビア社の説明会の開催について
資料15,資料16,明治資料4を基に、大野氏より問題の経緯が説明された。
"連絡事項"
第2回東地区部会役員会は、2000年1月28日(金)に開催の予定です。正式な開催通知は
後日送付い たします。
以上
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