私立大学図書館協会 2000年度第4回国際図書館協力委員会議事要録
日 時:2000年11月22日(水)14:00〜16:30 | ||||
場 所:関西学院大学 | ||||
出席者:大迫 重治(東海大学) | ||||
中元 誠(早稲田大学) | ||||
萩原 一良(関西学院大学) | ||||
加藤 恭輔(中京大学) | ||||
加藤 好郎(委員長 慶應義塾大学) | ||||
事務局:保坂 睦 (慶應義塾大学) | ||||
柳下 俊江(慶應義塾大学) | ||||
配付資料:1:寄贈資料搬送申請書と寄贈内容コピー(2校分) | ||||
2:寄贈搬送事業案内 HP用英語版 | ||||
3:基金お礼状(写) | ||||
4:アメリカにおけるコンソーシアムリスト | ||||
報告事項 | ||||
1.関西学院大学委員の交替について | ||||
前任者鈴木に替わり、萩原が着任した。 | ||||
協議事項 | ||||
1.搬送事業の進捗状況 | ||||
・ | 10月1日付で420校に搬送事業案内を送付済。HP上にも案内を掲載した。 | |||
・ | 11月22日現在、4校(玉川・神戸学院・日大・東洋英和)より申し込みおよびアプローチがあったことが加藤委員長より報告された。すでに申し込みのあった2校(玉川・神戸学院)について、資料をもとに審査を行った。 | |||
*玉川大学については特に問題なし。 | ||||
*神戸学院大学については、過去(1996年度)に同系列の本を搬送したという経緯が判明したが、会長校の判断に委ねることとした。 | ||||
2.国際図書館協力委員会事業実施要項および基金について | ||||
・ | 前回の会議にて作成した事業実施要項は、12月6日をもって制定予定との報告があった。 事業実施要項の内容について、再確認を行った。 | |||
*国際図書館協力シンポジウムの実施要領はこれから作成予定。 | ||||
・ | 基金の寄附礼状は11月15日付で送付済。基金の支援企業一覧がHP上に掲載されているとの報告があった。 | |||
→ | 会長校より、寄附の申し出はあったものの、まだ実際に入金していない企業を寄附済企業と同列に掲載するのはどうかとの意見が出された。検討後、寄附済企業と寄附予定企業については、これを区別して掲載することとなった。協会ホームページ委員会に連絡し、修正をお願いすることとした。(注:その後、会長校に要望した結果、寄附済み企業のみの掲載となった。11/28)寄附予定企業については入金を再依頼予定。 | |||
・ | 私立大学図書館協会会報にも、基金の状況報告を最終ページ周辺に載せたいという希望が出た。会長校を通じて、担当校(津田塾大学)に依頼済。 | |||
・ | 寄贈搬送事業案内 HP用英語版の内容チェックを行い、このファイルへのアクセス経路について検討を行った。協会HPそのものに英語版がないため、海外からアクセスする人が、搬送事業案内(英語版)までたどりつくのは難しいとの意見が出されたため、会長校を通じて、協会ホームページ委員会にトップページのみの英語化を依頼することとなった。 | |||
3.国際図書館協力シンポジウムの開催について | ||||
前回の会議にて、2001年5月に図書館コンソーシアムをめぐる国際図書館協力シンポジウムを行うことが決定されている。今回はその具体的な検討を行った。 | ||||
・アメリカの図書館コンソーシアムについて | ||||
参考として、事務局の保坂からアメリカの図書館コンソーシアムリストについての説明があった。 | ||||
・国際図書館協力委員会における「図書館コンソーシアム」について | ||||
国際図書館協力委員会では、”図書館コンソーシアム”がどういう意味を持つのかを明確にすべきである、という意見が出された。従来の「図書館協力」とは異なるものという認識は一致した。日本における方向性を定義づけられるようなシンポジウムにできるとよい。 | ||||
・講演者と講演形式について | ||||
なるべく参加者を多くするために、著名人を呼ぶ必要があるが、アメリカ図書館界では有名でも日本では無名に近いケースが多い。できれば日本人と組ませて現状報告をするという形式が望ましいのではないか、という意見が出された。 | ||||
例:山手線、多摩、九州地区、千葉大周辺(筑波、埼玉、東工、横国、千葉)など | ||||
*東海地区には例がない。 | ||||
*関西地区については、萩原委員が事例を調査する。 | ||||
アメリカと日本の事例の相違点が明確になるような形としたい。 | ||||
ARL(Association of Research Libraries)でコンソーシアム支援関連の方がいれば、紹介してもらうことが可能かもしれないとのことで、中元委員がコンタクトをとることになった。他の委員も該当者を検討する。 | ||||
・開催場所について | ||||
2000年度は慶應義塾大学(東地区)で開催したため、今回は西地区の関西学院大学に決定した。 | ||||
・予算 | ||||
2000年度は慶應義塾大学(東地区)で開催したため、今回は西地区の関西学院大学に決定した。 | ||||
次回会議までに、講演・報告候補者(アメリカと日本)、予算、場所の具体例を挙げ、決定することとなった。 | ||||
規模、参加費、レセプション代等について、予算組みを検討する必要があることが確認された。 | ||||
4.海外研修について | ||||
・研修時期について | ||||
国際図書館協力シンポジウム開催後の夏休み前後が適当ということで、10月を目処に検討することとなった。 | ||||
・研修対象について | ||||
館長レベルの意識向上のため、見学を含めて現状視察を行うという案が出た。 | ||||
5.国際図書館協力シンポジウム会場の実地検討 | ||||
国際図書館協力シンポジウム会場として図書館ホール(収容人数約100名)、レセプション会場として関西学院会館をそれぞれ見学した。関西学院会館では会議室(60人)とレセプションホール(半分使用、140人)を比較検討した結果、レセプションホールを仮押えすることとなった。 | ||||
*次回 2001年1月12日(金) 早稲田大学 | ||||
以 上 |