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私立大学図書館協会 2000年度第5回国際図書館協力委員会議事要録

 
日 時:2001年1月12日(水)14:30〜17:30
場 所:早稲田大学
出席者:大迫 重治(東海大学)
    中元  誠(早稲田大学)
    萩原 一良(関西学院大学)
    加藤 恭輔(中京大学)
    加藤 好郎(委員長 慶應義塾大学)
事務局:保坂  睦 (慶應義塾大学)
    柳下 俊江(慶應義塾大学)
 
配付資料:1:私立大学図書館協会国際図書館協力委員会基金規定
     2:私立大学図書館協会HPコピー
     3:寄贈資料搬送申請書(5校分)
     4:シンポジウム参加費・残金および基金の振込について
     5・6:第4回国際図書館協力委員会議事要録(案)訂正について
 
報告事項
1.国際図書館協力委員会基金規定の一部改正について(資料1参照)
第1条の「国際図書館協力委員会設置要項に基づき」という一文が、委員に渡っている書類上では抜けていたため、訂正について事務局から報告があった。(正式なものはすでに承認済である。)
 
2.協会ホームページ委員会への依頼について(資料2参照)
搬送事業を国際的に認識してもらうため、寄贈資料搬送事業概要ページ(英文)の掲載およびトップページの英語化を、事務局より会長校を通じて協会ホームページ委員会に検討を依頼した。前者については問題なしとの了解、後者については協会ホームページ委員会へ検討を依頼したとの連絡が会長校よりあったと報告がなされた。また、国際図書館協力基金に対する支援企業名の掲載については、会長校より寄附済の企業のみ掲載するよう要請があったことを受け、寄附済の企業名のみホームページへ掲載されている旨の報告があった。
 
3.寄贈資料搬送事業について(資料3参照)
寄贈資料搬送事業(11月30日〆切)へ、5大学(玉川大学・神戸学院大学・成城大学・早稲田大学・梅光女学院大学)の図書館から申請があった。事務局から申請書一式を会長校に送付し、現在審査中であるとの報告があった。実施予定は2001年2月以降。
 
4.国際図書館協力シンポジウム参加費・残金および国際図書館協力基金の振込について(資料4参照)
事務局より、これまでに支援企業から入金された国際図書館協力基金と昨年度開催シンポジウムの残金、および参加費について、12月8日に私立大学図書館協会会長校名義の口座へ振り込み手続きを行ったとの報告があった。支援企業の中には、振込手数料は委員会側で負担することになっているにもかかわらず、振込手数料まで含めて寄附を行った企業もあったため、寄附金額に端数が含まれていることもあわせて報告された。
 
5.第4回国際図書館協力委員会議事要録(案)の訂正について(資料5・6参照)
事務局より、会長校の訂正を受けて一部訂正を行ったとの報告があり、委員全員で再確認を行った。会長校を通じて議事録のホームページ掲載を依頼する。
 
6.常任幹事会報告
大迫委員より、常任幹事会出席の報告があった。
国際図書館協力委員会設置要項について
現要項では、国際図書館協力事業実施要領を役員会および総会に提案・承認をうけることとなっているが、役員会での提案のみとした方が良いとの意見が出された。これを受けて、次回総会にて当該要項の改訂(5.委員会 (3)内の「及び総会」という表現を削除する)を提案することとなった。
・  国際図書館協力シンポジウム開催についての報告を行った。
 
協議事項
1.第2回国際図書館協力シンポジウムの内容について
前回までの委員会にて、「図書館コンソーシアム」をテーマとしたシンポジウムを開催することは決定している。しかし、コンソーシアムにもさまざまな種類があるため、国際図書館協力委員会内での「コンソーシアム」に対する認識・コンセプトをはっきりさせ、その上で講演者・報告者の選定を行う必要があるのではないか、との提案が中元委員よりあった。これを受け、委員全員でディスカッションを行った。また、国内のコンソーシアム活動状況について、各委員から報告があった。具体的な方向性としては以下のとおり。
コンソーシアム先進国のアメリカを対象として講演者を選定する予定だが、講演者としてはアメリカ国内コンソーシアムの全体概要を説明できる人物が望ましい。1月31日に、ARLより前回講演者Mary E. Jackson氏が来日する予定だが、Jackson氏を通じて適任者を紹介してもらうこととなった。
・  報告者としては、相互協力の域から発展した要素(館種を超えたもの、事業体等をもつものなど)を持つ国内コンソーシアムから選定することが望ましい。また、西地区で開催することから、西地区を中心としたコンソーシアムから検討したい。→ この結果、兵庫県立図書館を中心としたOPAC共有、東海地区大学図書館のOPAC共有およびCANコンソーシアム、九州地区の図書館コンソーシアム、京都市の取り組みから、報告候補者を選定することになった。
・  シンポジウム後の研修について、シンポジウム会場で報告・募集を行いたい。予算との兼ね合い・具体的な計画を検討する必要がある。
 
2.シンポジウム開催スケジュール・予算について
上記ディスカッションを受けて、開催日時・開催場所・スケジュール等について、以下のように決定した。
・  開催日時:2001年5月18日(金)
(注:その後の調整の結果、2001年5月11日(金)に正式決定。1/24)
13:00-14:30 講演
14:50-16:00 国内事例報告
16:10-17:30 質疑応答
18:00-20:00 レセプション
・  開催場所:関西学院大学
・  開催までのスケジュール:
1月31日(水)〜2月17日(土)Mary. E. Jackson氏への依頼(中元委員、加藤委員長)
〃 兵庫・九州報告者の依頼(萩原委員)
〃 東海報告者の依頼(加藤委員)
〃 京都報告者の依頼(大迫委員)
〃 予算案作成(事務局)
〃 シンポジウム案内状案作成(事務局)
〃 シンポジウムタイトルの考案(委員全員)
2月20日(火)第6回国際図書館協力委員会開催
タイトル・案内状書式・予算案・報告者・講演者の確認・研修計画の立案
3月2日(金)東西合同役員会にてシンポジウム案を提出、承認を得る
3月3日(土)〜 案内状印刷
3月19日(月)案内状発送
4月18日(水)出席申込〆切
5月18日(金)シンポジウム開催
(注:調整の結果、2001年5月11日(金)に正式決定したため、開催までのスケ ジュールも変更となる。)
会費:5000円/1人(レセプション代含む)
講師・報告者謝礼:前回に準ずる
 
*次回 2001年2月20日(火) 東海大学 霞ヶ関ビル
 
以  上

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