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私立大学図書館協会2001年度第2回国際図書館協力委員会議事要録
日 時:2001年7月4日(水)14:30〜16:30
場 所:慶應義塾大学
出席者:村山 重治(東海大学)
中元 誠(早稲田大学)
萩原 一良(関西学院大学)
加藤 恭輔(中京大学)
加藤 好郎(委員長 慶應義塾大学)
事務局:保坂 睦(慶應義塾大学)
柳下 俊江(慶應義塾大学)
配付資料:
1:国際図書館協力委員会事務局報告(2001.4.7〜7.3)
2:寄贈資料搬送申請書(文教大学)
3:受贈承諾書(霊山大学)
4:寄贈資料搬送申請書(武蔵大学)
5:受贈承諾書(南開大学)シンポジウム進行表(案)
6:寄贈資料搬送事業報告
7:日本財団助成事業「教育・研究図書有効活用プロジェクト」(リーフレットコピー)
8:私立大学図書館協会国際図書館協力委員会寄贈資料搬送事業実施資料
9:国際図書館協力委員会公式メーリングリスト
10:国際図書館協力シンポジウム会計報告(案)
11:2001年度特別会計予算(案)
12:私立大学図書館協会国際図書館協力基金規程
13:私立大学図書館協会国際図書館協力委員会報告
14:新規加盟校
報告事項
1.事務局報告
資料1に基づき、事務局より報告があった。
・活動報告(資料13)を会長校に提出済
・ホームページへの議事録等掲載
・メーリングリスト作成(資料9) 中京大学からテストメール送付予定
・搬送事業報告
加藤委員長から、神戸学院大学附属図書館の搬送実施にともない、搬送費が500ドル超
過した件で、カルチャー・ジャパンから委員会事務局に請求するよう依頼予定、との補
足説明があった。カルチャー・ジャパンと調整後、総会にて報告する予定である。なお、
超過分費用は、今年度分予備費より支出する。また、石井一事務所を通じた東洋英和女
学院大学からの寄贈について、現在石井事務所側で図書選定中との報告があった。委員
会側の橋渡しは無事終了している。
・搬送事業費用報告
資料8に基づき、過去分の搬送事業費用の報告が行われた。
・国際図書館協力シンポジウム会計報告(案)について
事務局より、資料10に基づき、シンポジウムの会計報告があった。会長校には、こ
の旨報告することとなる。
・国際図書館協力委員会活動報告(資料13:4月〜7月分)を、本日の報告を含めた
形で、会長校に提出予定である。
審議事項
1.次回搬送事業について
資料2、3、4、5に基づき、次回の搬送希望(武蔵大学、文教大学)の審査を行い、す
べて次回搬送分として決定した。事務局からカルチャー・ジャパンへ見積りを依頼予定。
2.日本科学協会の搬送事業について
加藤委員長より、中国への図書搬送事業を行っている日本科学協会を訪問し、搬送事業
についてヒアリングをしたとの報告があった。また、中元委員からも日本科学協会と協
力体制をとっている丸善へのヒアリングを行ったとの報告があった。日本科学協会の搬
送事業は、委員会が行っている搬送事業と類似した面があるため、この事業に対する委
員会のスタンスと住み分けについての議論がなされた。(議論の内容は次のとおり)
・目的と方策に相違があるため、特別に関係を持つ必要はないのではないか。
・寄贈する側のニーズに合せて選んでもらう必要がある。
・中国10大学への寄贈に関しては日本科学協会になげ、他の地域については委員会側
の搬送事業が受け持つ、との役割分担をするのはどうか?この場合は資金援助をして
いただけるとありがたい。
議論の結果を受けて、日本科学財団の親財団である日本財団へ、私立大学図書館協会と
して寄附を受けることができないかを、委員会から打診することとなった。その場合は、
国際図書館協力委員会の行う事業 (1)搬送事業、(2)シンポジウム開催、(3)海外研修、(4)
人的交流(exchange)について、期間を決めて、寄附依頼を行う。
3.国際図書館協力基金規程第5条の改正について
加藤委員(会長校)より、現「私立大学図書館協会国際図書館協力基金規程」特別会計
の収入についての記述(第5条:資料12)を、事業収入という項目を入れて、改正し
たいとの提案があった。8月7日の私立大学図書館協会総会で、承認を得たいとした。
(改正前)「国際図書館協力特別会計の収入は、篤志による寄付金と一般会計からの繰越
金ををもってこれに充てる」
(改正後)「国際図書館協力特別会計の収入は、篤志による寄付金と事業収入および一般
会計からの繰越金をもってこれに充てる」
4.国際図書館協力基金特別会計の事業活動費の細分化について
加藤委員(会長校)より、2001年度特別会計予算(案)(資料11)の、「国際図書館協
力基金特別会計」について、「事業活動費」項目の内訳を細分化して、内容を明示して
ほしいとの要望が出されたため、内訳をまとめた。各項目については備考欄に記入する
こととした。また、「シンポジウム参加費」の項目については、「事業収入」と変更し、
備考に収入の明細(シンポジウム参加費)を記載することとなった。修正後、会長校に
提出することとした。
5.海外集合研修について
今年度実施予定の海外集合研修(予算額25万円)について、具体的な案を練った。以
下のとおり大枠がまとまった。
<目的>海外コンソーシアムの見学
<場所>デューク大学を中心としたTRL、OCLCを中心としたOhiolinkの2ヶ所
<実施時期と研修期間>10月下旬から11月初旬にかけて4泊6日程度(機中泊あり)
<参加対象者と携行人数>図書館事務長クラス、5名
<予算>100万円を上限として援助。1名30万円程度と見込む。
30万円 × 5名 = 150万円
研修者側(大学図書館)から、10万円程度の負担をお願いする。
<アサイメント>私立大学図書館協会へレポート提出、会報掲載および総会発表
以上の内容を元に、加藤委員長が企画案を練ることとなった。航空券・宿泊手配は事
務局が担当する。
<実施までのスケジュール>
7/6 見積り作成、訪問先関係者へのコンタクト開始
7/15 企画案提出
7月後半 ホームページに、企画案を元とした公募情報を掲載
8/7-8 私立大学図書館協会総会にてお知らせ
9/1 研修者決定、研修スケジュール確定
10月または11月 実施
以 上
*次回未定
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