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私立大学図書館協会 2001年度第3回国際図書館協力委員会議事要録


日 時:2001年9月7日(金)14:30〜17:00
場 所:慶應義塾大学
出席者:村山 重治(東海大学)
    中元  誠(早稲田大学)
    萩原 一良(関西学院大学)
    加藤 恭輔(中京大学)
    加藤 好郎(委員長 慶應義塾大学)
事務局:保坂  睦(慶應義塾大学)
    柳下 俊江(慶應義塾大学)
配付資料:
1:国際図書館協力委員会事務局報告(2001.7.5〜9.5)
2:海外集合研修申請書(法政大学)
3:海外集合研修申請書(神奈川大学)
4:海外集合研修スケジュール
5:協会ホームページ英語版CILC(p.1)
6:Projects of CILC
7:Donation of Duplicate Books and Publications
8:2001年度第2回寄贈資料搬送事業募集(ご案内)
9:国際図書館協力基金設立趣意書
10:基金のお願い(2001年度)
11:支援企業一覧
12:海外集合研修申請書(福岡工業大学)<追加>

報告事項
1.事務局報告
  資料1に基づき、事務局より報告があった。
  ・東西合同役員会への提出資料と承認報告
  ・ホームページへの海外集合研修参加募集通知と参加申込書の掲載
  ・寄贈資料搬送事業報告
   今年度第1回は現在実施中。1校再見積のケースがあったが、予算内に収まることが
   確認された。
  ・海外集合研修関連報告
     1)現時点で3名の申込みがあった。(資料2・3・12参照)
     2)特別会計予算案について
       加藤委員長より、海外集合研修参加者からの負担金(5万円)を収入とし
       て計上することが、東西合同役員会で承諾されたとの報告があった。また、
       研修にかかった費用は、この収入に対する支出として、決算時に報告され
       る予定である。
     3)東西合同委員会・総会で、海外集合研修企画に対し、下記のような質問お
       よび意見があった。
         *企画案がよく練られていない
         *研修者が負担する5万円の基準が不明である
         *今回の企画が急であり、スケジューリングや予算措置ができにくい
          ため、参加できる条件が限られて、平等性を欠くのではないか
       議論の結果、委員会ではこれらの意見を生かし、来年度の計画にできるだ
       け反映させるよう、検討することとなった。また、このことについて、国
       際図書館協力委員会より会長校宛に返答することで了承された。

審議事項
1.海外集合研修のアプリケーション審査について
  ・アプリケーション審査について、現在3名の参加希望があり、条件などに特に問題も
   ないことから、先着順を基本として審査を行うこととなった。〆切は9月20日であ
   るため、同日に委員間で合意・確認をとり、21日に審査通過者および会長校に対す
   る通知を行うこととする。
   通知文面については、事務局が作成し、会長校で確認を行う。
  ・申込み人数が5名枠を超えた場合の処置について議論を行った。集合研修にかかる費
   用は、予備費からの支出が含まれるが、予備費の余裕がある限り、受け入れたいとい
   う結論に達した。
2.海外集合研修の実施における委員会コンセンサスについて
  スケジュール、参加者へのサポートとアサイメントについて、議論が行われた。
  ・スケジュールについて
   資料4に基づいて、スケジュールと研修内容の確認を行った。
     1)デューク大学訪問、OHIOLink訪問とも希望日程で予約済。
     2)デューク大学訪問、OHIOLink訪問ともにコーディネーターが付く。
     3)1泊目についても、できればデューク大学内の宿泊施設の予約を取る。
     4)人数の増減について、対応が可能かどうか訪問先に問い合わせる。
     5)10月30日の予備日について、できればノースキャロライナ大学を訪問し
       たく、デューク大学スタッフに調整をお願いする。
     6)事務局側にて、スケジュールや訪問先についての資料を作成する。
     7)参加予定者が、5月に行われた国際図書館協力シンポジウムに出席してい
       なかった場合、Ferriero氏の講演原稿を事務局側から事前に送付しておく。 
  ・事前説明会の実施について
   参加予定者を集めた事前説明会を実施し、顔合わせ、スケジュール・訪問先確認、フ
   ライトチケットの受け渡しなどを行いたい。スケジュールから逆算し、10月21日の
   週に開催する予定である。遠隔地のため出席できない参加予定者に対しては、事前説
   明会に出席する他参加予定者に、チケット受け渡しおよび内容説明を託すこととした。
  ・研修アサイメントについて
   研修参加者には、各自レポート(A4用紙2枚程度)を作成してもらい、事務局に提
   出してもらうこととする。このレポートについては、ホームページに掲載したい。
   また、翌年の私立大学図書館協会総会にて、代表者1名による報告を行ってもらうこ
   ととする。
3.寄贈資料搬送事業について
  ・2001度第2回寄贈資料搬送事業募集(10月1日)について、事務局側と会長校側の
   どちらが発送作業を行うべきかを話し合った。公印押印などの手続きが煩雑なため、
   今後の募集通知等の発送については、会長校側が行う方向で検討することとなった。
  ・「2001度第2回寄贈資料搬送事業募集(ご案内)」(資料8)について、文面の確認
   を行った。前回の内容とほぼ同じだが、日付および回数の変更、現在実施中の事業報
   告などを加えることとなった。
4.国際図書館協力基金について
  ・「国際図書館協力基金設立趣意書」(資料9)の内容を確認した。1)実績の記述に、
   これまでに搬送した冊数を加えること、2)基金の使い道についての記述に、寄贈資
   料搬送事業の他、国際図書館協力シンポジウムの開催を盛り込むこと、が合意された。
  ・国際図書館協力基金への協力が見込まれる企業に、文面または口頭で寄附をお願いし
   たい。「支援企業一覧」(資料10)を参考に、今年度お願いする企業の選定と担当を
   決定した。今年度中に寄附を振り込んでもらえるよう、各委員が担当企業にお願いす
   る。資料一式については、事務局が用意する。振込用紙は、現在会長校が印刷中であ
   る。
  ・加藤委員長と中元委員から、日本財団を訪問し、寄贈資料搬送事業をはじめとする国
   際図書館協力委員会の事業に対するの基金協力の可能性の打診をしたとの報告があ
   った。財団によれば、実績に問題もなく、内容にも非常に賛同するが、学校法人への
   基金協力はかなり難しいとのことであった。どのような形で協力を取り付けるべきか
   を、引き続き検討していくこととなった。
5.協会ホームページ(英語版)の内容確認について
  三井協会ホームページ委員からの確認メールに基づき、掲載内容の確認を行った。記述
  等にとくに問題はなく、また事務局側で用意した英文についても問題はないと判断した。
  詳細の調整については、事務局側で行う。
6.その他
  中元委員より、過去に開催した国際図書館協力シンポジウムの内容について、講演者本
  人の許諾が得られれば、協会ホームページに掲載したいとの意見が出た。委員全員の賛
  同が得られたため、講演者の許諾を得た後、協会ホームページへの掲載を会長校および
  協会ホームページ委員会に依頼する予定である。

                                      以 上

 * 次回 未定

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