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私立大学図書館協会 2003年度第4回国際図書館協力委員会議事要録
日 時:2003年12月1日(月)14:00〜16:30
場 所:東海大学 中央図書館
出席者:加藤 好郎(慶應義塾大学)
中元 誠(早稲田大学)
田中 康雄(立命館大学)
中河原 省三(中京大学)
村山 重治(委員長 東海大学)
事務局:秋山 緑(東海大学)
平井 久美子(東海大学)
欠席者:中村 順治(関西学院大学)
配付資料:
(1) 国際図書館協力委員会事務局報告(2003.10.3〜2003.11.30)
(2) 基金支援企業金額内訳(2001〜2003年度)
(3) 2003年度第1回寄贈資料搬送事業請求書(写)
(4) 2003年度第2回寄贈資料搬送事業申請書類(写 5校分)
(5) 2003年度海外派遣研修について(まとめ)
(6) 2003年度海外集合研修について(まとめ)
(7) 寄贈資料搬送事業:付加価値税の請求について
(8) 搬送事業(北京大学)の件について(カルチャージャパン)
(9) 国際図書館協力基金特別会計(2003年度中間決算、2004年度予算案)
(10) 2003年度各事業会計報告(シンポジウム、搬送事業、派遣研修、集合研修)
(11) 寄贈資料搬送事業実施統計(1995〜)
(12) 国際図書館協力基金ご報告会について
(13) 2004年度国際シンポジウム企画メモ
(14) 2004年度海外派遣研修の参加募集について
(15) Overseas Assignment Agreement between JASPUL and the Mortenson Center
報告事項
1. 事務局報告
資料1にもとづき、事務局より報告があった。
・議事録他、委員会ホームページを更新した。
・2004年度特別会計予算案について検討が必要である旨、報告した。
・2003年度第1回搬送作業を終了したが、慶應義塾大学から北京大学への搬送に関して中国側より付加価値税の請求があり、
そのいきさつについて報告した。
・2003年度第2回搬送事業の申請期限が過ぎ、今回の申請状況について報告した。
・海外派遣研修について研修者が無事帰国し、本委員会において研修者自身の報告もあるが今回の経過・内容・問題点等、
全体をとおして事務局のまとめを報告した。
・海外集合研修について研修者一行が無事帰国し、本委員会において研修者の代表の報告もあるが、今回の経過・内容・問題点等、
全体をとおして事務局のまとめを報告した。
審議事項
1.寄贈資料搬送事業について
(1) 慶應義塾大学から北京大学への搬送に関して中国側より請求された付加価値税の支払について
・本来付加価値税に関しては企業などによる営利目的の輸入品にかかるもので、大学からの寄贈資料にはかからないはずである。
・既にこの付加価値税は(株)カルチャー・ジャパンの下請会社関連の現地業者が立替払いをしている。
(支払を保留にすると、現地での保管に費用がかかるため)今回の処置としては臨時に私立大学図書館協会が負担することも
考えられるが、詳細な事情をよく把握した上で判断したい。
・中国への搬送事業は以前から複数回行っているが、このような問題は発生していなかった。
今回の件については実際に搬送作業をする現地業者が、細かい事情をよく理解していなかった可能性も考えられる。
更に詳細な状況を再度確認するとともに今後の注意が必要である。
(2) 2003年度第2回搬送事業の決定について
・5校から申請があったが予算上の制約もあるため、各申請の見積もりがそろい次第、委員会で検討する。
(3) その他
・独立行政法人やNGO団体などから搬送事業についての問い合わせがあったが、いずれも今後の事業の発展につながるものでは
なかった。
2.2004年度特別会計予算案について
・<収入の部>一般会計よりの繰入金“国際図書館協力事業支援費”に関して150万から200万への増額を要求する。
・支援企業による基金が集まる時期と、各事業活動による支出の時期のタイミングが少しずれている。
円滑な会計処理をすすめるため基金募集の時期を検討する必要がある。また、支援企業の更なる拡大も必要である。
3.国際図書館協力基金第3回ご報告会の開催について
・日時: 2004年1月23日(金)12:00〜13:00
※委員は11:30頃集合。ご報告会終了後2003年度第5回委員会を開催する。
・会場: 東海大学校友会館(霞ヶ関)
・対象: 2002年度に寄付を頂いた企業
4.2004年度シンポジウムについて
・日時: 2004年5月14日(金)
・会場: 東海大学湘南校舎(松前記念館講堂)
・講演者としてイリノイ大学モーテンソンセンター関係者ではどうか。
5.2004年度派遣研修の募集について
・研修期間は8週間とする。
・募集の文書に保険やビザ取得に関する費用等について明記する。
6.2003年度の海外派遣研修と海外集合研修について
・報告書をA4サイズで2月末までに提出するよう依頼。
・「大学図書館研究」への原稿を依頼。
・海外派遣研修者へは2004年度シンポジウムのパネリストを依頼。
・海外派遣研修者及び海外集合研修者には2004年度の研究大会での発表が義務となっている事を確認。
海外派遣研修報告
1.報告者: 成城大学図書館 鷹尾道代 氏
2.内容
・アメリカで学んだ事
・アメリカ図書館員の専門性
・帰国後の課題、等
(配布資料)
・「海外派遣研修の報告と今後の課題」
・Illinois Wesleyan UniversityのAmes Library組織図
・University of Illinois at Urbana Champaign Library組織図
・3ヵ年計画(案)
海外集合研修報告
1.報告者: 中央大学図書館 高杉幸史 氏
2.内容
・研修概要
・2003年度海外集合研修を終えての所感
・研修全体を通して参加者から寄せられた意見等
(配布資料)
・「2003年度海外集合研修概要報告」
以 上
*次回日程
1月23日(金)東海大学校友会館(国際図書館協力基金ご報告会を同日開催)
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