[前ページへ戻る]
2003年12月1日
海外派遣研修の報告と今後の課題
成城大学図書館
鷹 尾 道 代
T.報告項目
1.派遣の目的
1)国際交流
2)米国図書館員の専門職制を学ぶ
2.志望動機
1)図書館員の専門性とは何か
2)中規模図書館員の専門性の身につけ方、組織の在り方(人員配置、予算)
3.アメリカで学んだこと
1)国際交流
(1)プログラム参加者とその目的
(2)日本の図書館の紹介-Illinois Library Association Conference
(3)モーテンソン・センターの使命
・講義-Information Competencies
: A Bridge to Narrow North-South Knowledge Gaps, Jesus Lau
2)アメリカ図書館員の専門職制
(1)図書館員の専門性とは
@情報を見つけやすい環境をつくる
・中規模図書館のウェブ
・情報構築 -New technology
・自立を求める利用者、ウェブの改訂、クラスでのプレゼンテーション
・情報を見つけやすい環境を作ることと、情報を使うことは同じではない
A高い主題知識、マーケティング、電子か紙かの選択、予算調整、最適な選書
・マーケティング、MBA-主題知識
・電子か紙かの選択、予算調整、最適な選書
・政府資料の特殊性
B図書館情報学大学院について
・図書館情報学の大学院では何が学べるのか
・電子図書館、これからの図書館情報学がむかうところ
(2)専門職のいる図書館組織
@中規模図書館-Illinois Wesleyan University
・組織図-どの職種に専門職が必要なのか
・5人の図書館員へのインタビュー-新しい時代のニーズを組織全体で満たす
A大規模図書館-University of Illinois
・図書館の組織図-リーダーシップの在り方によって組織はかたちをかえる
・図書館長 Paula Kaufman
・3人の次席図書館長(Associate University Librarian)
予算・選書(for Collections)
サービス(for Services)
情報科学の計画と政策:(for Information Technology Planning and Policy)
・ 電子情報サービスのディレクター(Electronic Information Services)
U.帰国後の課題
1)アメリカの専門職制を今後どのように活かすか
@専門性をどのように身につければよいか
A中規模図書館にできることは何か
専門性を深めるには
リーダーシップのあり方
電子資料
学部とのコミュニケーション
図書館サービスの質
3カ年計画
2)未消化の分野
@コンソーシアム・協会の役割、リーダーシップ
・ アメリカ図書館協会-ALA(American Library Association)
図書館擁護(Library Advocacy)
知的自由(Intellectual Freedom)
Philosophies of Welfare Liberal Justice
・ AALA(The American Association of Law Libraries)
・ イリノイ州の図書館システムの1つ-Lincoln Trail Libraries System
・ ニューヨークのコンソーシアム-Consortium in New York
・ Center for Research Libraries
A資金調達の戦略(Fundraising Strategies)
B資料保存(Preservation Education and Resources)
C障害者へのサービス(Customer Service for People with Disabilities)
D公共図書館の役割
E学校図書館の役割-インターネットの使い方(Youth Policies and the Internet)
G図書館経営(Management Issues)
H一般実務(効率的会議、プレゼンテーションの仕方、自己分析)
※2003年度第4回国際図書館協力委員会において提出された報告書の内、概要部分のみを掲載しました。 国際図書館協力委員会