日本や中国で刊行された古典籍資料について、大学図書館職員として必要な書誌学的知識を得ること、業務に必要な書誌作成の能力を養うことを目的に活動しています。
毎月の定例会では、テキスト学習で書誌学について学ぶとともに、実際の資料の書誌を作成するという実践的な活動を中心として行っています。経験を積んでゆくなかで情報源への精通、装丁や紙質の違い、刊印修の検討、印記の解読など古典籍資料を取り扱う上で必要な知識・技能が身に付きます。
専門の研究者を顧問に迎えており、適切にサポートして頂いていますので、初心者でも安心して学習を始めることができます。
原則毎月1回、月例会を行います。上記通常の学習会の他に、和漢古典籍について多面的な知識を得られるよう、施設や展覧会等を見学する機会も設けています。
また毎年夏期には合宿か集中研究会を実施しています。数日間古典籍の学習に専念する機会を持つことによって、より効果的な学習成果を上げることが出来ます。研究部によって定められている活動です。
2016年度活動より、月例会活動の見学を受け付けています。ご興味のある方は「お問い合わせ」からご連絡ください。
月例会の開催日程についてはこちらからご確認ください。
2020.10.8
【研究報告更新】2018-2019年度の記録をアップ